みっともないこと3選。

面白くない人が面白いことを言おうとする事。知ったかぶりをする事。みっともない、とはこういう事だ!とか、言うこと。

 

はろー!

 

そろそろ話してもいいかしら。ぼくが働くことをやめて最初に取り掛かったのは”おれ無職!と言いふらすこと”です。

 

手当たり次第に話したし伝えました。誰かがどこかで何かを始めた時”ヒマである”というのが学歴や経歴より重要視されることを知っていたからです。

 

「あ、フリーターよりフリーなやつ居ますよ」と何処かで話してくれたらぼくの勝ちです。

 

それくらいの確率なら引ける、と自信もありました。そしてそれは見事に的中しましたが計算外がひとつ。

 

ぼくにやる気がない、ということ。

 

自分でもびっくりしました。ここまでやる気ないもんかね、とがっかりします。そんなぼくに一生懸命語ってくれたり誘ってくれるのはありがたいことです。

 

でも「コレ上手くいっても年収1000万がいいとこですよね。それ勝ち組でもなんでもないですよ」と年収0円の男が吐き捨てる。

 

アタマでは分かるんです。そこからまた何かやればいい。

 

でもめんどくさい。とにかくめんどくさい。目の前に人参ぶらさげられたら走ると思います。しかし!農薬まみれですね、とか言い出すから始末が悪い。

 

打開策はやらざるを得ない環境に追い込むこと。なんとなく生きていける状況でぼくは動かない。基本的に無気力。ざんねん。おれ。

 

バーで隣に女の人がいれば口説く。でも覚えてないから連絡がきても「誰こいつ?」とシカトする。めっちゃ怒られる。

 

あらゆるママからよく説教されます。

 

「おまえは人の気持ちがわかる。でもそんなことするからよくない」とか「あんたのアタマがいいことは分かる。勉強もしてる。でもその伝え方が致命的に欠如してる」と誉めてるっぽくして言われ放題です。

 

その時は反省する。でもまたやる。結局うるせえよ、と思ってる。ぼくはスナックやママのいる店が好き。未完成を認めてくれるから。自身の豊富な経験と景色だけが人を許せるのだ、きっと。

 

こないだね、だいすきな人と久しぶりに会いまして。男なんですが尊敬もしてるしシンパシーも感じます。元々はただのファンで、昔からyoutubeでよく聴いてたバンドのギタリストなんですが知り合って一緒に飲むようになって、今は友達だと思ってます。

 

でも1年くらいかな、疎遠になってて、共通の知り合いと、なんていうか、ゴチャゴチャっとしまして。連絡できてなかった。

 

そのひと含めた4人ほどのグループラインがあるのですが、その中のひとりが事情を分かってない上に天然なので「遅れたけど新年会しましょ~」などと能天気なメッセージを送ってきて久しぶりに再会しました。

 

ぼくの懸念は杞憂だったようで、嫌いなやつとは会わないと言ってくれてうれしかった。よかった。

 

お互い酔っぱらって記憶はないけど楽しかったことは覚えてる。(能天気は”ぶっこんでくる”とは違うんだよなぁ)

 

今夜は「あんたは歌うべきだ」と知り合った初日に投げかけたパープルちゃんのステージがある。それから1年後の現在プロとして活動してるし、フェスにも参戦が決定した。ぼくだけが何も変わらず酒を飲んでいる。

 

でも周りが変わっていくことは幸せなことだと思う。パープルちゃんは「絶対来て!居てくれたら心強いから!」と愛のある連絡をくれる。

 

「愛してくれたらぼくも愛せる」と単純に思う。勝手でしょ?

 

楽しいときは楽しい。うれしいときはうれしい。でも家に帰ってきたら一瞬「それで?」と思う。その夜を好きになれないぼくは飲みすぎる。「それで?」を消し去るまで飲む。

 

ぼくは交際まで発展する女の人が少ない。嫌いになりたくないから。人とは「好きでいれる距離」ってのがあると思う。その人をいちばん好きでいれる距離。

 

だから恋人の肩書を持ちたくない。持つときは「この子になら嫌われてもしゃーないや」と覚悟したとき。面倒になってもいいや、と思った時。

 

付き合った子が別れてからだけど「酒なんて飲むほどに心が乾いてばかりだ」と言っていた。ぼくは言語化が出来なかったけど、なんだかすごくよくわかる気がした。

 

映画鑑賞をほとんどしてこなかった私は近頃1日1本くらい観ている。洋画、邦画、洋画、邦画。

 

気付いたのは「面白いこと」と「好きなこと」は別であるということ。

 

”百万円と苦虫女”が面白いかどうかは分かりません。でも好き。蒼井優?ですか?俳優さん全然知らないのですが、いいですねあの人。どのくらい有名な人なのかも知らないのですが惹きこまれました。(ちなみに1番好きなのはトエユモイの、はまださつきさん)

 

サマーウォーズを越える作品にそろそろ出会いたい!ということでアニメ映画も観ています。先週、かな。「金の国、水の国」だったかな。

 

2時間あるのですが2時間つまんなかったです。あれなんすか?何が言いたいんすか?

 

設定に興味を持ったのですがそれだけでした。朝鮮やドイツをモチーフにしてるっぽいのですが鑑賞時間が苦痛で仕方なかったです。

 

ラストあたりの仕掛けを動かしてからのシーンはもはや失笑レベルで、「え?脚本ウトウトしながら書いた?」くらい酷い。

 

じゃあさっき言ってたのは何だったの?とか、どんな王様なのこいつ。と不愉快な映像の垂れ流し。ぼくが理解出来ていないだけの可能性もありますが。(いや、ないけどな)

 

あれを「優しい世界」と捉える人もいるんだと思います。ぼくは「脳内お花畑の戯れ」と捉えてしまう。あの価値観には微炭酸ほどの刺激も受けません。

 

何においても”レシピ”は人や時代や国で変わるもの。(ハーゲンダッツは世界中でレシピが同じ!すごいことだよ!)ミシュランより「あなたがどう感じるか」の方が味覚は正しいでしょ、あなたにとって。

 

でも根本を誤解してるとすべてが難しくなる気がする。人に「贅沢ってなに?」と聞くと銀座でお寿司、とかアマン・スパとか、タワマン住まいとか言うけど、ぼくは違うと思う。

 

贅沢って「価値より高い価格を払うこと」じゃないの?

 

銀座でお寿司食べて20万円だと思って10万円だったら「安い!」じゃないですか。逆に喫茶店でコーヒー飲んで1万円取られたら「高っ!」って思いません?

 

財布から出ていった額じゃないってことになりますよね。つまり、「贅沢はお金がないと出来ない」というのは幻想でしょう?

 

そして「贅沢」を知らずして(理解せずして)贅沢を楽しむことはできない。お金持ちは贅沢を楽しんでいる。お金持ちの感覚、思考回路を掴めればお金は稼げるでしょ、そら。

 

たまに謎の話を聞くんですが、お金持ちになりたいと友達に相談して行動を止められて、踏みとどまって、みたいな。その友達はお金持ちじゃないのに。

 

なんでお金が欲しいのにお金のない人の言うこと参考にするんですか?いや、まじで意味わかんないんです。ぼくは欲求があればその道のプロに聞きます。

 

デブにダイエットのことは聞きません。

童貞にセックスのことは聞きません。

 

贅沢って「もったいないことをする」ことだとぼくは思ってます。贅沢を知りたいなら0円でも出来ます。ぼくらには”時間”があるから。

 

本物の大富豪はたぶん時計をちらちら確認なんてしないと思うんです。知り合いがいくらだっけ?2800万だ、の腕時計をしてて「もう何時でもよくないすか?」ってけっこうマジで聞きましたもん。いや、聞くでしょ。

 

”時間がもったいないから動く”のも素敵な生き方ですが、”時間を無駄遣い”こそ贅沢ですよ。贅沢も存分に楽しみたいですね、ぼくは。

 

ふふ。あのね、リッツカールトンに行こうと思って。

 

ドレスコードが「エレガントカジュアル」なんですよ。なにー!?エレガントカジュアルってなにー!?なに着てけばエレガントカジュアルになるのー?えーんえーん

 

ホテルのロビーに炭酸水飲みに行くんです。ペリエ1杯2000円ですよ?スーパーで180円くらい?でビンごと買えるんだよ?ぴゃー!めっちゃ贅沢!

 

贅沢を知りに行くんです。お金持ちの感覚が知りたくて。楽しみ!お金があったら、とか言ってるのがいかにクダラナイか。

 

思うのです。宇宙ってめっちゃくちゃ広いでしょ?ウワサでは”光”って1秒で地球7周半するらしい。そんな速さで何万年もかかる距離とか、途方もない時間とか、発見されてない物質とか。

 

何十年で死んじゃうぼくら人間には”関係ないな”とも思うけど、そんなことを気にしてるのもぼくら人間だけでしょ。

 

そんな研究、人間以外だれがするもんか

そんな計算、人間以外だれがするもんか

 

恋なんて不合理なこと誰がするんだよ。理屈に合わない。結婚とかウケるじゃん。ダサいしバカだしみっともないじゃん。

 

結婚よりだったらまだ離婚の方が興味あるかな。どっちかっていうと、だけど。

 

ぼくが結婚するときはダサくてもバカでもみっともなくてもいい。って思ったときなんだろなぁ。そうなりたいなぁ。どないやねん。

 

ではまた!

 

本日のジョギングBGM

「不確か/mei ehara」(天気のいい日に川沿いを散歩しながらor死にたい夜に)