奇しくも日本では確定申告の締め切りである3月15日(と思ったら4月15日まで延長しているよう)の今日、アメリカに来て初めて自分でタックスリターンをしました。

 

自分でしたと言ってもね、Turbo Taxというオンラインサービスで質問に答えて行って最後はそのままオンラインで提出。ものの数分で、「連邦税の申告が受理されました」とメールとテキストで連絡がきた。大体3週間ぐらいで還付金が振り込まれるとのこと。



こんな簡単だったの?目

 

2018年の途中でシンガポールから異動してきた時は初年度と言うことで会社がお膳立てをしてくれて会計士にお願い。東京オフィスにいたときにgrant(付与?)されてシンガポールでvest(行使?)された株に、東京とシンガポールでそれぞれgrantされてアメリカでvestされた株、シンガポール出国時に前もって課税された分とか、日本でのエアビー収入とか、それぞれの国で働いた日数の割合とか、リロケにかかった費用、等が渾然一体のカオスプロ、よろしくお願いします真顔

 

上差しこれが1年目。

 

株の複雑さはそのまま、手術を受けて5万ドル近くの医療費がかかった(と言っても、自己負担の上限は1400ドルだったか、それを超えた分は保険で支払われた。本当に保険がないとコワイ)、そして日本のマンションを売却した、などあったので、自己負担で同じ会計事務所にファイリングを依頼。その費用、2400ドルゲロー サンフランシスコベイエリアの物価が狂っていることにある程度麻痺しているので、まあそんなものかな(同じような境遇の同僚にも聞き込み済み)と依頼した結果、還付どころかさらに課税され、日本で言う予定納税みたいなのも払った2年目。

 

そして今年。

 

もう日本での収入もないし、これからもアメリカで暮らして行くと決めた以上、ここでの税金の仕組みを理解するためにも自分でやってみようと思った。そもそも去年の時点で、一般的なアメリカ人(って定義が難しいけど)が毎年していることなら、私にだってできるよねと思い、アメリカ人の同僚にどうしているかインタビューしたところ、軒並みTurbo Taxキラキラと答えが帰ってきた。特にアメリカに移住して長い日本人のお友達の「W2(※日本で言う源泉聴取票みたいなもの)見ながら質問に答えて入力してたらできるよ、簡単音譜」と言うコメントに特に励まされたのですお願い

 

会計士にお任せの時も、オンラインで色々入力しなきゃいけない上に、色々質問が飛んできてめんどくさかった。Turbo Taxは完全無料版もあるけれど、廉価でプロのチェックも受けられる。ので、そのプレミア版にしてみた。W2から最初の1、2項目を入れただけで、残りの情報が自動的にインポートされる。筒抜け、こえー、ってより便利!それと同時に連邦税と州税のリターンの予測値も表示される。その時点ではまた連邦税を追加で払う体だったんだけど、保険に関する項目を入れたら一瞬支払額が倍増ポーン、その後、元に表示された額より小さくなるデレデレ、そしてすっかり忘れていた、日本で言う予定納税みたいなのを払ったか聞かれて入力したらなかなかふっくらとした還付額が表示されたちゅー そして何よりも素晴らしいと思ったのが、入力の過程で、私の心を見透かしているかのように、「この数字はどうやって計算されている?」などのリンクが出てきて、さらに掘り下げて理解できる。これだよ、これが知りたかった!の連続。

 

日本の確定申告の方がずっと難しかったわ滝汗

 

プロのレビュー+Maxサービス(必要なさそうだったけれど、応援の気持ちで)を購入して260ドルぐらいだった。これはオンラインでカード決済も、還付される金額からの天引きも選択可能。

 

と言うわけで、アメリカでタックスリターンをする人には超絶オススメです真顔