自分の棚卸を行い、思う。自分は、濁った水槽の中の魚。
自分の水槽には、毎日のように、甘い情報、辛い情報、すっぱい情報など、
毎日毎日注ぎ込まれる。
「こちらからはこんなにも甘い情報が・・・」
「こちらからは甘辛い情報が・・・」
「あちらからは良い香りする情報が・・・」
一驚一旦して、自分の水槽にどんどん注ぎ込まれることに、
安堵感すら覚え、毎日毎日を過ごす。
ふと気づく。
どんな情報も、水槽のように貯めるだけだと、
濁ってしまい、もう飲むことも出来ないことに。
少しずつ少しずつ、
溜まった水が、もうもとの色が、何色かさえわからない水が、
からだを蝕み、犯していく。
水槽の栓を抜かなければならないのだが、なかなかできない。
最近、からだが動かなくなっていることに気づく。
なんとか水槽の栓を抜く。汚い水が流れていく。
こんな濁った水槽に、何十年も漬かっていたのかと・・・。
残ったのは、莫大な情報への対価(借金)。
今、水槽を掃除している。
情報の蛇口も閉じ、とにかく水槽の中を掃除している。
蛇口も全部撤去したいのだが、なかなかね。未練が。
蛇口の撤去には、もう少し時間が掛かるようで。