研究生による「バプテスマに興味ないけど、いいですか?」

研究生による「バプテスマに興味ないけど、いいですか?」

好きな聖句は、テサロニケ第一5:21「すべてのことを確かめなさい」
聖書の解釈が、もっと幅を持ったものだといいのにな。

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以前、当ブログを読んでくださっていた皆さま、ご無沙汰しております。

約2年ぶりの投稿ですが、読みに来て下さった方、ありがとうございます。

 

私は、研究生(聖書レッスン生)ではなくなりました。

・・・と言うのも、だいぶ前のことなんですけどね。

 

辞めるに至った経緯を書きますと、

 

「JW組織の導き方に、同意できないものが多々ある」

ということを、聖書レッスン中の話の流れで、司会者さんに

何度か話したことがきっかけでした。

 

例えばどういう所が?と尋ねられたので、

「組織一丸となって、排斥者や断絶者を完全無視すること。

家族であっても無視。これが最も疑問。 

 

排斥された女性が集会に来られた際、

皆であからさまに避けたり、

遠巻きにヒソヒソ話している所を目の当たりにした時は

耐え難かった」

 

(※この時のことは、過去ブログでも触れています)

 

 

 

 

その他には?と聞かれたので、、、

 

・人と関わる際は、その人が神との関係を保っているかで

 判断するべき、と教えている所

 

・「してはいけないこと事項」の根拠の説明が、理解不能

 (誕生日祝うこと禁止,剣道等禁止,高等教育△,世の人との交流等)

 解釈の仕方は色々あっていいと思う

 

・疑念を持っても、長老や監督に従うことで信仰を示せという所

 

・エルサレム陥落の年代が、どの本を調べても、B.C.607が

 見つからない → 組織の資料しか信用(採用)しない

 

・「世の人」という呼び方。JWと 世の人 の境界線を強調する所

 

主にこの点を挙げたところ、

司会者さん、めっちゃ怒りました。

そりゃそうだよね~。

 

まるで私がサタンであるかのように感じたんだと思います。

レッスン終了後、私が司会者さんの家を出たとたん、

ものすごい勢いでカギを閉めておられたので。

 

司会者さんは組織に超忠実なので、想定内ではありました。

お世話になっている司会者さんに、これを言うのは抵抗も

ありました。

「一人でも多くの人を救いたい」という思いで、エホバの証人を

なさっている方です。親切な方です。

でも、私は研究生を続けていくことに疑問があったので、

いい機会だと捉え、上記を伝えました。

 

司会者さんは、この後すぐ奉仕委員会の長老へ話したようです。

それで、次の聖書レッスンの際に私は「研究中断」を言い渡されました。

 

「組織の長老」としては、こうするのは当然なんだろうね。

 

しかしながら、邪魔者を排除するかのように 研究中断 にして、

疑念を抱いている人に、長老からも「一緒に疑問を解決しよう」

とする大らかさが少しはあってもいいんじゃないかな。

牧する者って、何やねん。

司会者さんに「研究中断」を丸投げしているようにも感じました。

 

長老とは集会で顔を合わせてよく雑談していたし、

聖書レッスンにも何度か研究参加されていたのになぁ。

 

それから暫くして偶然会った時、長老に避けられているようにも感じた。

親しみやすい方と思っていたので、私もがっかりしてしまった。

でも「こんなもんなんか」と、逆に辞めやすくて良かったのかも。

 

私が会衆の方々に、上記の疑念を言って回ることを、

長老は心配されていたようです。

仲間の羊を守るため、なんだろうけどね。

 

言わへんわ!!

 

会衆の方々は優しく思いやりのある方々ばかり。

信仰してる人の邪魔はしたくない。

 

やっぱり、バプテスマに興味ない人が、聖書レッスンなんて

受けたらアカンね。(←何を今さら)

 

司会者さんや、私を集会に誘ってくれた人を思うと、

自分から聖書レッスンを辞めると言い出せなかった。

 

聖書自体は興味が出てきたけど、組織の教理ばかりで、

理解に苦しむ内容が目立ってしんどくなってきたので、

長老側からクビにしてくれてよかったかも。

 

何かモヤモヤはするけど。

 

もし、これから聖書レッスンを始めようとする人が

このブログを読んでくださってたら、次のことを言いたい。

 

・聖書に興味あるというだけで始めない方がいいよ~

・声かけてくれた人が親切な人でも、情に流されたらアカンよ~

・バプテスマに興味ないなら、レッスン始めない方がいいよ~

・でも、エホバの証人の方々は、真面目で自己犠牲の精神に

 あふれている人たちだよ

 

 

研究生でなくなった今でも、司会者さんとは連絡を取り合っている。

主に、ZOOM集会のお誘いや再訪問がメインだけど。

 

JWの方々と、一般の人々、信仰を伴うと難しくなってしまうのは

悲しいことだなぁ。

 

研究生ではなくなったけど、JWの方々の幸せを願っています。