バガボンド32巻を読んだ。

便利だな~インターネット。 つい2ヶ月前までは日本でもまだ発売されてなかった最新刊がタイムリーにネットでダウンロードできてしまうなんて。 とても便利。 すごいわ。


でも、その32巻の内容にもグっときた。

すごいな。 井上雄彦さん。 あんなふうに表現できて。

今の自分の心情とうまい具合にマッチしてて心に響いた。 

ちょっと忘れないように記しておこう。
著作権の侵害になりませんように。

武蔵と又八が13才のころのはなし。
川辺で武蔵と又八が二人で話してる。

武蔵: (ここで星を見ていて) 俺がおれじゃなくなったような、、、俺が体から離れて俺を見ている感じになった、、、ぽわわ~んと、、、。   一回だけじゃない、、、時々あるんだ。  
ないか?

又八: 、、、いや、、、、まだないね、、、、。

武蔵: そこにいる俺は、、、まるで始めて見る他人みたいにたってる。 、、、なにか、借り物のような奇妙な、、、、

又八: 熱はねえな、、、。 夢だろそれ、、。


武蔵: “何でこの体なんだろう?”

、、、だからな、 この体ってのは俺じゃなくて、、、その前から俺はいて、、、。

又八: じゃあ、この体は何なんだ? 俺とか、お前とか、、、、自分って何? どこにいるの?

武蔵: 、、、ん、、、。

(武蔵が川に飛び込む)

武蔵(自問自答): 体を使えと、、、もらったこの体を使って知れと、、、。 何を?  “その前の、、、、もともとの、、、、俺を”  、、、体がそういうものだとしたら、、、

武蔵: 体だけじゃなくて、、、この世のもんすべてが、、、それを知るためにあって、、、

又八: ?

武蔵: いや、ものだけじゃなくて、、、ひとも、、、父も母も、、、すべてそのために出会うなら、、、ほんとはだれも恨まなくていい、、、、、、、、、、そういうことなのか?


バガボンド32巻 "13才” より抜粋


執着、失うことの恐怖、エゴ、、、、それがそぎ落とされたとき始めて自分に出会えるのかね。 もともとの俺はいまもいる。 気づいてもらうことを待っている。