風邪っぴきの夫が抗生物質を飲んでいるので、甘酒作りました。
というのも、抗生物質を飲むと、病原菌を死滅させてくれると同時に、善玉菌も一緒に死滅させ、悪玉菌が増殖するので、腸内環境を悪化させてしまうんですよね。
アンチバイオティクス(抗生物質)には、プロバイオティクス(生きた微生物)で対抗!というわけです。
普段からヨーグルト、味噌、漬物など、意識的に善玉菌を増やす発酵食品の摂取を心がけていますが、今回初めて麹から甘酒を作ってみました
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材料:麹100g、米75g
もち米の方が(デンプンを多く含んでいるので)仕上がりの甘さが増すようですが、まずはレシピ通り米を使用(こしひかり)。「みやここうじ」は、100g×2の板麹が入っているので、今回は1枚を使用。まずは、3倍の水を入れたお米をお粥モードで炊飯。
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お粥を60度位に冷まし、もみほぐした麹を入れて混ぜる。
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炊飯器の蓋を開けたまま(蓋を閉じると65度を超える)にして濡れふきんで覆う(雑菌の混入も防ぐ)。温度を60度未満で保つことが重要!(糖化酵素は70度を超えると破壊される。ちなみに麹菌や乳酸菌は55度を超えると死にはじめるそうなので、50〜55度程度でキープするのが理想かも)時々、温度をチェックしながら途中で何回かかき混ぜる。
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10時間程度保温したら出来上がり。甘く美味しくできました♪ 酒粕から作る甘酒は水と砂糖を加えて煮るだけで簡単にすぐ飲めるけど、やはり麹から作る場合は時間がかかりますね。思ったより量が少なかったので、次回はやはり1袋(200g)全部を使って作るべし☆
保存は冷蔵庫。たくさん作った場合や長く保存したいときは冷凍する方が良さそう。
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飲み方は生甘酒を水で薄め、一度沸騰(酵素の働きを止める)してからとあるけれど、70度を超えると酵素が死滅するので(たとえ生きた菌と酵素がなくなっても、ブドウ糖、アミノ酸、ビタミンB群などの栄養素は、そのまま残るようですが...)、沸かしたお湯を70度以下に冷まして生甘酒を溶かして飲みました。すぐに飲み干せる量なら、やっぱり生きたままの酵素を摂り入れたほうが身体に良いしね
自然の甘さでとても飲みやすい!
酒粕から作る甘酒はアルコールが入っていて、砂糖を加えるのでカロリーが高く、少しクセのある味?!なのに対し、米麹から作る甘酒は、アルコール成分がなく、発酵による自然の甘さなのでカロリーも低いという利点がありそう。
ちなみこの甘酒は、糖分の好きな酵母菌によって発酵が進み「どぶろく」という酒になり、更にアルコールが好きな酢酸菌によって発酵が進むと「酢」になっていくらしい。どぶろく結構好きなんですけど♪
今度はもち米で甘酒作ってみたいと思います
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