ここのところ、暇なときは図書館で借りてきた本を読むことが多いです。

 

自分で買ってまで読まないような本、気になってはいたけどなんとなく読む機会を逃していた本などを見つけては借りて読んでいます。

 

さっき読み終えたのは「神々の山嶺(いただき)・夢枕獏」。

 

昔、アニメ映画で見たことがあり凡その内容は知ってたけど、なんか気になって読んでみました。

 

おもしろい!・・・が、途中(特に下巻)同じような描写が続きまくりでちょっと飽きてきたけど、なんとか最後まで読みました。

 

で、最後に出てきた「N.E.オデル」のインタビュー記事。

 

オデルは、エヴェレストで行方不明になったがもしかしたら人類で最初に頂上を踏んだかもしれないとされている登山家「マロリーとアーヴィン」が頂上へ向かう写真を撮った人物です。

 

以下、引用(一部抜粋)

マロリーとアーヴィンは、今も歩き続けているのです。

頂にたどりつこうとして、歩いている。

歩き続けている。

そして、いつも、死は、その途上でその人に訪れるのです。

軽々しく、人の人生に価値などつけられるものではありませんが、その人が死んだ時、いったい、何の途上であったのか、たぶんそのことこそが重要なのだと思います。

私にとっても、あなたにとっても。

何かの途上であること、、、

 

感動した!