ワインショップはじめました。
ワイン初心者、酒販店勤務経験もなく既存の仕入先も販売先もない状態からのいきなりの開業!
・・・まあもちろん儲かってませんが(笑)
そもそも儲かる見込みの少ない未知の分野をなぜやってみようかと思ったのか。
まあ一つはとりあえず自分のワークスペースや物品の保管場所が欲しかったということですが、やはり月並みな言い方をすれば既存のワインショップに違和感があったからです。
さきほど酒販店勤務経験は無いと書きましたが以前に日本酒バーを経営していたことがありました。
これに関しても日本酒の知識も飲食店勤務経験もないままに始めたのですが結構軌道にのって5年ほどやりました。
もちろん、最初は「日本酒通」的な人々にバカにされたりしたこともありましたがリーズナブルでおいしい日本酒を探してみんなで楽しみながら飲もうというスタイルは若い人を中心に受けました。
5年ほど店をすると生来の放浪癖にそそのかされて別の場所で暮らしたくなり、そこそこ人気のある状態で店を譲りしばらくはあちこちで全くジャンルの違う仕事をしてきました。
それでしばらくフラフラした後に再び自分の店を持ちたくなりワインショップを思いついたのです。
僕はワインに詳しくはなかったけど好きでよく飲んでました。
なじみのワインバーで飲むときはリーズナブルなおすすめを教えてもらいながら飲んでたのですが、自分でショップでボトルを買うときはいつも安いワインばかり買ってました。
というのもワインショップに行ってもなにがいいのかよくわからないし、店員さんに聞こうにも基本的なことが分からないからどう聞けばいいか分からない。いやまあ知ってる知識で飲んでみたい地域やぶどうの品種を言ってみたら予算外のものばかり勧められる。まるで3000円以下のワインはワインとしての価値はなくそれを飲んでいる人々を見下すかのように。。。
だからそれなら量販店で売っている新世界とかの安いワインでいいかと思ってそれ以上ワインに踏み込んで行こうとしていませんでした。
でもよく考えると若い頃海外旅行が好きで数週間単位でヨーローパなどで過ごした経験を思い出すと、リーズナブルで美味しいワインなんて当たり前のように存在していることに改めて気づきました。
そういったワインって日本に入ってきてないんだろうか。。。
いやきっと入ってきてるはず!と決めつけちゃんと仕入先も決まってないままに酒販免許を取りワインショップを開店したのです。
その後いろんなインポーターや商社と交渉しある程度自分の趣旨にあったワインを揃えることができてきてると思います。
次の段階としてはフランスに現地買付だ!
・・・っと思っていますがなかなか道は長そうかも。
まあ、いろいろ落ち着いたらとりあえずフランス・イタリア・スペインあたりに視察に行ってみようかと思っています。
とりあえず、例えば1000円台でも楽しめるワインはたくさんあるし、ワインのうんちくを知らなければワインを飲む価値のないと考えている(と思われる)ワインショップとは一線を画したワインショップには需要があるはずと思ったのです。というか、自分だったらこんな店あったら通うと思う店を作りたかったのです。
ぶっちゃけ今のところは僕の意図が伝わらないのか需要がないのか全然ダメな状態ですがもうちょっと頑張ってみようかと思ってます。
・・・今日のブログもほぼグチですね(汗)