ここ数年自宅件事務所で仕事をしている関係上、近所の子供を見る機会が多くなった。
あまり外で遊んでいるのを見かけない、いや外で遊べないのだ。
道路は舗装されてコンクリートばっかり池は安全の為の柵、広場など皆無。
そのおかげで子供達は家で過ごす事が多いのだろう。
家で過ごすにしても、多くは共働きで子供を育てるには経済的にも非常に負担の掛かる
世の中である。そんな子供が目にするものはやはり先生の存在は大きい。
もちろん両親の存在は一番の影響力なのだ。
その影響力のある人間がいい加減な生活、いや間違ったことを思っていればその子供には
間違った事が正しい情報とインプットされてしまう。
私の父は戦争に行った体験を子供の頃の私によく話した。
子供の頃はそれが嫌で仕方なかったし、中学校では日本の戦争は悪だと決め付けた教育だったので、
なんで父は戦争の話をするのか不思議にも思っていた。
ただ、父の日本軍人としての行いは何も恥ずかしく事ということは子供心にも認識していた。
働く事も父は真面目一本で父の会社が造船不況でリストラされた時に働いた事もない
母がアルバイトするのを見て、その時はあまり感じなかったが今となっては私のような
馬鹿息子を育てる為に一生懸命頑張ってくれた事に感謝の気持ちが一杯なのだ。
やはり自分自身は親の影響力が非常に大きい。
最近は離婚率も高く、産みの親と育ての親が違う事もあろう。
しかし育ての親こそ真の親ではないか。
だから、子供には正確な情報を教えなければならない。
最近の親は子供の躾けなどは学校がすることなどと、とんでもない事を言って連中がいるが礼儀作法、
考え方などは親が子供に対しては絶対に間違えて教えてはならない。
そして学校の先生も正しく教える必要がある。
日の丸や国歌反対している連中は、即刻クビにするべきなのだ。
その理由は書くことすら必要がない。
ゆとり教育は間違っていたなんて今頃気付いた官僚や政治家は言っているが、
あの制度は国民の民度の低レベル化にあったと言うことは知られていない。
官僚や政治家は二世三世花盛りだが、国民の意識が上がれば自分達の都合の良い
管理ができなくなってしまう為、反抗できないような能力のレベルにしようとしたのだが、
あまりにレベルが下がりすぎて起動修正している事実に気付かなければいけない。
他人たいして今迄の自分の考えが間違っていた事を修正するのは不可能なら、
せめて自分の子供には本当の真実を伝えるべきではないか。
もし、それができないなら親権を放棄しているのも同然だ。
正しい生き方を親が子に示せば、
それは最終的には自分自身の向上に繋がると言えるのではないでしょうか。