ぴあのまん -7ページ目

ぴあのまん

とあるぴあのまんの日々の奮闘記です。


いつも行く小学校の体育館に飾られてました。
地図で見ると宮城の方がナポリより南だそうです。この日は2月末でしたが、雪でした⛄️
という訳で1月のイタリアに戻ります。
前回の最後とかぶりますが、イタリア本土最初の駅です。
30分遅れで発車し、列車は長靴の脛の部分を一路ナポリに向けてひた走ります。
シチリア島ではのんびり走ってましたが、ここから速度が一気に上がります。恐らく130㎞くらい出ているかな。

車窓には海しか見えません。ずっと殺伐とした風景が流れて行きます。しかも雨が降り始めました☂️
ジリオラチンクェッティが頭の中で流れます。イタリアなだけに。🎵La Pioggia~ですよ☀️

そしてトンネルに入る度に耳がキーンとします。隣のドイツ人家族ハインリッヒさん(勝手に名付けました)の3男は耳抜きが上手く出来ないのか、トンネルに入ると驚いた顔をしてます。それを見て笑う僕と目が合います。その内にトンネルの度に僕の顔を見ているんですよ☺️
そのやり取りを見て笑うお母ちゃん。
会話のない妙なコミュニケーションです。
そんな束の間の時間が過ぎていき、次の停車駅がサレルノという所です。
ポンペイに行く時に調べていた列車がサレルノ行きでした。ようやくナポリに近づいてきました。いよいよサレルノの次がナポリです。
隣のハインリッヒさん一家はサレルノで降りるようです。荷仕度を初めてます。

そんな中で事態は思わぬ展開になります。
本来停車するはずのない駅で停まりました。信号待ちなのかな。ただ隣のホームには前の駅で抜いて行った特急電車が停車してます。
はぁ~また遅れるのか~⤵️

車内放送されましたが、当然イタリア語なんかさっぱりわからん。向かいの席のシチリア娘が明らかに機嫌が悪い。なんか嫌~な予感。

結局本来停車する駅ではないのですが扉が開けられて、その娘っ子だけでなく多くの乗客が降りて行きます。
ドイツ人家族もここで降りるようです。子ども達にバイバイと手を振ります👋

さぁどうしよう?
しばらくは動きそうにないのでホームにタバコ吸いに行きます。一緒に喫煙所にいた若いお兄さんに尋ねるとどうやら先で事故が発生したようです。
も~ぅドクロ  なんで毎回こんな事になるんだろう。
Battipagliaという駅です。って一体どこやねんパンチ!

ナポリで宿泊するホテルに一応遅れる事をメールしておきます。すると返信が来て23時にホテルは閉まるとの事。まだここからナポリまで1時間くらいかかります。現在の時刻は20:00  本来だととっくにナポリに着いているはずなのに。

朝にホテルで貰ったパンがあったので、とりあえず腹ごなし。そして座席とホームの喫煙所のひたすら往復です。駅員やら車掌に尋ねても英語が通じない。携帯の翻訳アプリでイタリア語に翻訳してもいつ動くのか見当もつかない。

そしてついにホテルも間に合わない時間に。もうすでに3時間くらい止まったままです。こうなると開き直りです。
「よっしゃ!イタリア国鉄!ええんやな、俺にこんな仕打ちをして。鳴き事でも言うと思ってるんやろう?こうなったら何時間でもお前らと我慢比べしてやる👊」
というのが建前。
「お母ちゃ~ん、僕は今イタリアの見知らぬ駅にいま~す。雨が降ってま~す😢」

一応翌日のお昼にナポリから飛行機が出ます。それまでにナポリに着けばいいだろう。
座席にはコンセントがあったので携帯が死亡する事は免れました。念のためここの周辺のホテルとナポリまでの交通手段を調べます。
ポンペイを案内してくれたドライバーのジョバーニ君の名刺も持っているから本気で電話して迎え来てもらう事も考えました。
真夜中になったら直接空港に行って一夜を明かすか。とにかく色んな事を考えましたが、23時頃にようやく動き始めたのです。
結局ここで4時間の足止め。

そして慌ててナポリのホテルを探しますが、ここでも一つ問題が。

日本を出発する2日前くらいにクレジットカードの会社から連絡があり、僕のカードが不正に使用されたそうです。カードを再発行する事になったんですが、海外旅行の前にカードが使えないのは困ると伝えたら、オンラインでの使用のみストップする事になったんです。

って事はホテルも予約できないじゃあないか~ムキー
それでも探しているうちに現地で決済できるホテル発見。ナポリ駅から徒歩🚶3分。ナポリの中でもさらに駅は治安が悪い。その上到着は午前0時。
シチリアを出発する時に社長からお金を靴下の中に隠して行けと言われてたので、持っていたユーロの3/4はすでに右の靴下の中に忍ばせてました。
いよいよ本気でヤバいです。念のため日本円も左靴下に。予約したホテルがナポリ駅の北側で、ここはアフリカ系が多いそうです。そんな所にスーツケース片手に行くのか汗

そしていよいよ?ようやくナポリ到着。時刻は午前0時を回りました。ジェットストリームの時間ですよ☀️
それでもホームで写真を撮る。右の赤いのが先行していた列車。
ナポリ中央駅も頭端式の駅で、機関車が切り離されてローマに向けて出発して行きました。

よし腹はくくったぞ。駅から徒歩3分。お湯を入れたラーメンができる時間ですが、やはり怖い。駅を出ると人も疎らです。携帯の地図を頼りに早足で目立たないように急ぎます。

そして通り入ると真っ暗。こんな所に真っ黒な奴がいてもわからない。ただただ怖いです。

そしてようやくホテルに到着。ネットで予約したホテルでしたが、まぁまぁのホテルでした。
とにかく疲れた1日でした。そして明日はイタリアとチャオするわけです。


鉄道の旅です。
定刻通りにシラクーサを出発し、列車は一路北へ向かいます。
スーツケースの置き場もちゃんとあり、指定された席に。

乗客もまばらで4人掛けのボックスシートを一人で独占です。一応この列車の時刻表を携帯に入れてあり、到着駅と到着時刻がわかります。ちゃんとナポリで降りないとローマまで行ってしまうことになるんで。

のどかな風景が続きます。
オレンジ🍊
愛媛のみかん畑とは一味違う。愛媛は山の急斜面に畑があるんです。

車掌の検札も無事に済みました。
単線なのでしょうか、途中で列車の行き違いをして、すでに2駅目の停車駅で10分遅延。

そしてシチリアに降りた空港のカターニアに到着。ここで一気にほぼ満席になります。向かいの席に座ったシチリア娘。ホームにいる両親であろう夫婦と手を振ってます。恐らく実家に帰省してたのでしょう。

そして通路を挟んだ隣のボックスシートに5人の親子連れ。ドイツ語を話してました。確かスイスやオーストリアもドイツ語圏のはずですが、恐らくドイツ人。男の子の3人兄弟。

高校生の頃にドイツでホームステイをした事があり、男の子の兄弟がいる家庭でした。8歳と5歳の子で、全然言葉が通じないのに一緒に遊んでた事を思い出してました。

今回列車に乗った兄弟の長男は小学校6年生くらいでしたが、英語も理解しているようでした。

ちなみにドイツ語全然わかりませんよガーン
「ヤパン」という単語が聞き取れたので恐らく僕の事を話しているのでしょう。
しかも僕の着ている上着が社長のおみやげで頂いた服で、ドイツのベルヒテスガーデンのイーグルネストの文字が刺繍されてます。
ドイツのあの御仁の別荘があった所です。
通路を挟んでドイツと向かいのイタリアとそして私日本人。過去の同盟国がここに揃ったわけです。

別に仲良しになった訳ではありませんが、ドイツ人の親父さんが僕の上着を褒めてくれて、礼を言ったくらいです。フランスやポーランドだと石ぶつけられるかも。

という感じで、このまま長くドイツとイタリアと一緒に同じ時間を過ごす訳です。

そしていよいよシチリア島とお別れですバイバイ
メッシーナというシチリアの北東部の駅に到着しました。ここからイタリア本土に渡ります。そのままですがメッシーナ海峡です。

列車をそのまま船に乗せちゃうんですよ。以前に青森の津軽海峡の連絡船の中を紹介しましたが、あれはもう運行しておりませんが、こちらはバリバリの現役。

メッシーナの駅で牽引してた機関車が切り離され、小さなディーゼル機関車が連結されて船に乗せられます。




こんな風に。

↑これ僕のチャンネルです。よろぴく☀️
風が強くて手ぶれがひどいです。ごめんなさい。
この車両はシチリア最大の都市のパレルモから来た列車で、このあと船から降りた後で僕の列車に増結しておりました。

船側に連結機があり、列車を固定します。電源ケーブルも船から接続されてました。
こんな踏み台も用意されてます。
30分ほどの船旅ですが、車内にそのまま残る人もいれば、船のデッキにタバコ吸いに行く人も。当然僕もです。

船の中に売店がありました。

エスプレッソコーヒー

何やら見えてきました。


なんだろう?

そしていよいよイタリア本土へ
動画撮っている最中に作業員のおじさんが乗り込んできたので中断したら、おじさんが「いいよ」とジェスチャーしてくれました。


この後で車両はスイッチバックして、またまた推進運転でイタリア本土最初の駅に到着。

誘導員のようです。無線で最後尾の運ちゃんに指示をしてました。
駅に到着するとおじさんはウインク😉✨して離れて行きました。
おじさんありがとう。

一応駅名の標識があります。
ヴィラ サン ジョバーニ? でいいのかな?
ここですでに30分ほどの遅れです。
ナポリ到着は19:15・・・の予定ですが・・・・・。


さぁいよいよシチリア島です。
イタリアと言えば長靴の地形。そのつま先に蹴っぽられてる島です。
ゴッドファーザーでお馴染み、マフィアの島と言うイメージ。

ところがどっこい❗️穏やかなところです。温暖な地域で非常に暖かいです晴れ
カターニアから車で1時間ほどでシラクーサに到着。
シチリア島の南東に位置してます。その更に南端のオルデイージャ島に滞在してました。海が綺麗波

地中海です

ホテルの目の前が海です。
ちょっと風が出てきて波が立ってますが、付いた時は全くの凪状態でした。
アフリカの文化も入ってきているので、建物もヨーロッパ大陸とはちょっと異なります。
おまけに野生のサボテン🌵もそこら辺に生えているんですよ🍀






アルキメデスの銅像。

生誕の地らしい。
そして夜の風景。



もうねぇ、映画の世界ですよ☺️
魔女がホウキ乗って宅急便してそう。

次の日朝起きたら虹が出てました🌈

さぁシチリア島でものんびり過ごしたし、そろそろ帰りましょうかね。
ナポリから飛行機で来ましたが、帰りは電車で帰ります電車

会社の皆はまだ滞在し、僕だけ先に帰ります。
前日にホテルでタクシーを頼んでおきました。
朝社長も含め皆に見送られます。車乗って見えなくなるまで手を振ります。まるで今生の別れみたい。

タクシーで10分。シラクーサの駅です。

建物は立派だけどこじんまりとした駅です。シラクーサ駅は終点駅で乗る電車はシラクーサが始発駅。

一応チケットは日本で予約してあり、Eチケットを持参してます。ただイタリアの鉄道はチケットを駅に設置されている打刻機で時間を記入して乗車するらしい。車内で検札があり、打刻してないと不正乗車になり、高額な罰金を支払わないといけなくなるらしい。

チケットには乗る号車や座席も記入されてますが心配なので一応窓口で尋ねます。しかし英語が通じんあせる
このままホームに入れとジェスチャーされます。大丈夫かな?

ナポリまで9時間です。駅に売店とバールがあるので、飲み物と軽い食料を購入。


向かいのホームには今朝到着したイタリア本土から来た寝台列車が。


海外の鉄道は遅れるのが当たり前です。しかし定刻通り入線。10:25発  ローマ行き

シラクーサ駅は頭端式の駅で、写真を撮っている後ろは線路はありません。だからこのようにバックしてホームに入線して来ます。
推進運転。一応ラッパ屋みたいな係員がいますねぇ。

そして先頭は

こんな電機機関車が牽引します。
トレニタリアと言って、イタリアの国鉄です。

見た目と違って客車はきれいでした。ちゃんとスーツケースの置き場もあり、座席にはテーブルもコンセントもありました。

あれ?って思った方はいますかねぇ。シチリアは島なのにどうやって本土まで行くのかと。
それはまた次回です。今回の鉄道の旅最大の見所です。そしてそして・・・この鉄道の旅、このあととんでもない事に。




大晦日のイタリアにカムバックです。
30日くらいから徐々にナポリ市内は活気付いてます。時折大砲みたいな音や花火が鳴り響きます。どんだけ勇み足なんでしょかお

大晦日は外で食事をせず、女性陣の部屋にキッチンがあるため料理をして食べようという事になりました。
旅行前に社内で年越しそばを食べるかどうかの話になったんです。結局食べたい人だけカップ麺を持参する事になりました。
その時に初めて知ったのですが、年越しそばってみなさんの所ではどのようなそばを食べるんですか?
なんか皆の話しを聞いていると普通の天ぷらそばを食べるようですラーメン
なんせ僕の生まれ育った地域はうどん文化です。そばなんて滅多に食べません✨
そんな我々は年越しそばににしんを入れますうお座
京都の独特な食べ方らしいあせる知らなかったぼけー

話しが逸脱しましたが、ナポリのスーパーマーケットを探し、買い出しに行きます。最寄りの駅から地下鉄🚇に乗り、二駅先のスーパーに行きました。
下っ端の僕は当然荷物持ちです。
外国のスーパーは楽しいですねぇ😃生鮮食品がとにかく豊富です。
野菜やハムやパン🍞を購入してホテルに戻り、夕方まで空き時間です。

当然ながら一人で町を歩き回ります。治安が悪いのであたかも地元に住んでるアジア人っぽく振る舞います。特に何もありません。最初に食べた最古のピザ屋さんの近くでこのピザ屋のウェイターのお爺に会いました。バールという立ち飲み屋に入ろうとしたらばったり合格
向こうも気付いて僕に軽くウインク😉✨そしてショットグラスの恐らく酒でしょう、きゅっと飲み干し僕の肩をぽんと叩き、ピザ屋に戻って行きました😃

夕方から花火🎆がだんだん激しくなり、いよいよ年明けです。


この写真覚えてますか?
社長の部屋のバルコニーです。花火があがってますがまだ年明け10分前。

そして午前0時になりました。


こんななりますびっくり
花火の煙でもやがかかります。
とにかく花火の撃ち合い。


頭上でも炸裂してます。燃えカスが降ってくるんですよ。


↑すでに0:20の動画です。
一向に止みません。
隣のバルコニーにいたおじさんと目が合い、僕に向かって飲みかけのグラスをすっと持ち上げます。それに首肯く私。


そして最終形態。30分くらい続きました。

1時頃にホテルの庭に降りるとボーイさんが降り注いだ燃えカスのお掃除してくれてました。
そして外に出てみると激しい年明けから一転人っこ一人いないビックリマーク

そしてのんびりとお正月を過ごし、シチリアに向かいます。
ナポリ空港から飛行機で1時間です。


アリタリア航空1707便。機材がエンブラエル175。ブラジルの航空機メーカー、日本ではFDAが使用してますよ。

新年という事もあってか乗客が我々を含めてたったの12人目   
クルーはキャプテンとコーパイとCAの3名。搭乗するとコクピットのドアが開けっ放し❗️

このスイッチは何だったっけ?という雰囲気でボタンをちょんちょん押しています。大丈夫かおいっ‼️  

そしてなんと定刻よりも20分早く出発。さっさと仕事して早く帰りたいのかなぁ?



シチリア島が見えてきました。
エトナ山が見えます。
向かう先はシチリア島2番目の都市カターニアです。





ナポリからポンペイへ行きます。
行き方を調べておくようにと言われておりました。
ナポリの中央駅からイタリア国鉄か私鉄で行く方法があり、日本であらかじめ時刻表や停車駅などを調べてました。
しかしホテルでツアーの申込みができる事がわかり、頼む事になりました。

8時間のツアーでミニバンをチャーターし、ポンペイとその手前にあるエルコラーノに行きます。
こちらの指定した時間に運転手のお兄ちゃんが迎えに来てくれました。
立派なお髭に革ジャン、やはりちょい悪ですグラサン
名前はジョバーナ君。見た目と違ってすごく感じがいい。「ワタシノナマエハ・・」と自己紹介してくれました。

しかしイタリアの交通事情はすごい⤴️⤴️
信号なんか赤でも車が来てなければ平気で無視するし、日本みたいに信号のない交差点での譲り合いなんかこの国にはありません‼️
先に行った物勝ちです。

路上駐車も当たり前で、隙間なくびっちり路駐されているんです。みんな前後の車にぶつけながら停めるそうです。また駐禁に合うのは運の悪い人らしい。

南イタリアと言えばカンツォーネ。ジョバーナ君が音楽をかけてくれます。
🎵鬼~のパンツはいいパンツ~強いぞ~🎵

そして30分ほどでポンペイ到着。

向こうの山がヴェスヴィオ山🗻
およそ2000年前の西暦79年にこの山が噴火して灰に埋もれた町です。

しっかりと町が残ってます。

この埋まってた人の石膏像、小学校の頃に写真で見た事ありませんか?


水が入っていたのでしょうか?文明がすごく発達していたのがよくわかる。
神殿や屋外の劇場もありました。
娯楽もあったようでテルマエ♨️もありました。


阿部寛はいませんでした。

なんの絵だろう?タコ🐙?

ポンペイとエルコラーノを廻ってナポリに戻ったんですが、ジョバーナ君がまだ8時間には時間があるからとあちこち連れて行ってくれます。

ポジリポの丘。世界の三大夜景の一つなのだそうです。函館も入っているらしい。

ナポリ湾とヴェスヴィオ山。岬の突端にあるのは卵城🏰。沖合いには青の洞窟でお馴染みのカプリ島も見えました✨

そしてこの日の夜からにわかに町が騒がしくなります。時折大砲でも撃ったような爆音が響きます。翌日は大晦日です。