神尾 亮の「麻雀のような人生に人生のような麻雀を」 -32ページ目

[問題]
A君は鳴きたい牌が出てすぐに「ポン」と発声したつもりだったのに、遅ポンをとられてアガリ放棄となってしまいました。なぜでしょう?




最高位戦では、遅ポンや無発声行為はアガリ放棄となります。

 

 

チーは、他家からのポンやカンなどの発声が入らないことを確認してから「チー」と発声しますが、

ポンは、鳴く牌が出たら即座に「ポン」と発声しなければいけません。


そのため、自分の切り番時に、何の牌が出たら「ポン」と発声するか事前に決めています。

 

 

 

牌が切られる ⇒

「中」だと目で確認する ⇒

手牌を見る ⇒

「中」がある ⇒

鳴こうかな?⇒

鳴こう ⇒

ポン!

というプロはさすがにいなくて、

 

 

 

打牌時に「中」をポンしようと決めておく ⇒

牌が切られる ⇒

「中」だ! ⇒

ポン!

としています。


 

 

しかし、

それでも遅ポンとなってしまう人がたまにいます。

 

 

 

 

それは、おそらくこんな場合です。

 

 

 

 

鳴きたい牌が出る。

 

 

(小声で) 「ポン」
 

 

別卓の牌の音(ジャラジャラー)などで「ポン」の声がかき消される。

 

 


発声したことに満足し、鳴く牌を晒さず、

次のツモ番の人がツモ動作に入らないことを待つ。
 



次の人がポンに気付かず、ツモ動作に入る。

 

 

 



「ポ、ポンです!」と言いながら、急いで牌を晒す。

 

 


立会人!




こんな感じです。

 

 

 

 

 

 

 

では、どうしたらこの事態を避けられるのでしょうか。
 

 

 

 

 

 

まず一つ目は、

発声のボリュームです。
 

 

 

自分が発声したつもりでも、

相手に聞こえなければ言っていないのと同じです。


静かな会場であれば小声でも聞こえるかもしれませんが、別卓の音や咳払いなどで、意外に発声が聞こえない場合があります。


それらに負けないようにまずはしっかりと発声しましょう。

 

 

 


 

「ポン!」

 

 

 

 

 

そして、二つ目。

発声したらすぐに牌を晒しましょう。


 

 

対局中によそ見をしている人はいないので、

耳が少し悪くても、他家が何か発声して即座に牌が晒されたのを見れば、さすがにポンだと気付きます。

そこからツモ動作に入る人はいないでしょう。

 

 

 

 

 

1.はっきり「ポン!」と発声し、

 

2.即座にジャラっと牌を晒す。

 

 

 

"ポンジャラ"と覚えておきましょう。
 

 

 

 

 

 

 

 

では続いて。

 

 

 

 

[問題]
B君は鳴きたい牌が出てワンテンポおいてから「チー」と発声したつもりだったのに、無発声行為をとられてアガリ放棄となってしまいました。なぜでしょう?


 

 

 

今度はチーですね。


完全に無発声でチーする人はいないと思いますが、

チーと発声したつもりが、他家に聞こえていないという場合があります。



大抵そういう人の発声はこうです。

 

 

 


「チェ」

 

 

 


「シェ」




「スー」



もちろん本人は「チー」と言っているつもりなのでしょうが、このように聞こえる発声をする人は無発声をとられやすいです。


 

 

 

 

 

 

 

では、どのように発声すれば無発声がとられないか。

 

 

 

 

 

 

 

タンッ(鳴きたい牌が出る)

 

ワンテンポおく

 


「地位!」


こんな感じです。



「地位!」と言うくらいにはっきり「チー」と言えば、さすがに3者に聞こえます。





"ポンジャラ" と "地位"


この2つを覚えておくとよいでしょう。

 

 

 

 

アガリ放棄をとられない良い競技麻雀ライフを。