■それもそのはず
いささか苦労して閲覧したB県教育委員会の会議録だったが、その内容は実に簡素なものだった。
それもそのはず。下に掲げる当該1年間(つまり、このたび閲覧した会議録に相当する期間)における教育委員会開催状況を参照されたい。
平成5年11月定例会議 開催時間:1時間55分(うち「秘密会議」: 1時間25分)
平成5年12月定例会議 開催時間:1時間10分(うち「秘密会議」: 32分)
平成6年1月定例会議 開催時間: 55分(うち「秘密会議」: 50分)
平成6年2月定例会議 開催時間: 30分(うち「秘密会議」: 10分)
平成6年3月定例会議 開催時間:1時間40分(うち「秘密会議」: 1時間25分)
平成6年4月定例会議 開催時間: 13分(うち「秘密会議」: 10分)
平成6年5月定例会議 開催時間:1時間 (うち「秘密会議」: 20分)
平成6年6月定例会議 開催時間: 55分(うち「秘密会議」: 45分)
平成6年7月定例会議 開催時間:2時間 (うち「秘密会議」: 0分)
平成6年8月定例会議 開催時間:1時間 (うち「秘密会議」: 58分)
平成6年9月定例会議 開催時間: 50分(うち「秘密会議」: 0分)
平成6年10月定例会議 開催時間:1時間40分(うち「秘密会議」: 1時間5分)
平成6年10月臨時会議 開催時間:1時間25分(うち「秘密会議」: 20分)
これでは、会議録の分量が少ないのも頷ける。これだけの時間で、一体どれだけ深い議論が交わせて、何が決められるだろう。やはり、教育長を始めとする事務局サイド(「広義の教育委員会」、つまり、県行政のプロで県の役人たち)で筋書きは概ね決められていて、「狭義の教育委員会」というところはそれに“お墨付き”を与えるだけの機能、そして、その会議は“セレモニーの場”であると思わざるを得なかった。
《今回は、ここまで》