いやぁ・・・韓国に0対2の惨敗。負けても少しでも光るところがあればまだマシですが、全くもっていいとこなしと言っても良いのではないでしょうか。原因はもちろん今の選手や監督なのでしょうが、そもそもの根本的な要因としては日本サッカー協会の戦略不全にあると思います。
1998年のフランス大会初出場に始まり、2002年、2006年といつしか本大会出場が当たり前となり、中田英寿、稲本淳一、中村俊介などなど海外チームへ移籍する日本人も増えることで一見日本サッカーのレベルって上がっているのでは?という印象を持っている方が少なくないと思います。
また以前のJリーグは『地域密着によって顧客接点を増やし、顧客教育を行うことで成功している』とされ、野球球団が視察に来たり、あるいは一部のクラブには100年以上の歴史を持つ欧州の有名クラブが話を聞きに来るなど、同業・他業種からベンチマークされる存在でした。
しかしながら競技人口はというと2006年以降着実に減少しています。矢野経済研究所のデータによると、サッカーの参加人口は下記の通りです。
93年 920万人(Jリーグ開幕)
94年 810万人(アメリカ大会)
95年 730万人
96年 700万人
97年 630万人
98年 610万人(フランス大会)
99年 620万人
00年 700万人
01年 840万人
02年 850万人(日韓大会)
03年 770万人
04年 760万人
05年 710万人
06年 680万人(ドイツ大会)
07年 630万人
Jリーグ開幕以降、実は参加人口は減り続けています。これはすなわち日本サッカーレベルの低下を意味しています(ただし時間的にはタイムラグが発生しますが)。当たり前ではありますが、特に若年層において人気のあるスポーツが何かというのはその競技の国としての競争力に大きく影響します。
昔、元西武の清原が筋肉番付に出ているのを見て、ラグビーやプロレスに行ってもスターになったんだろうなぁなんて思いましたが、彼が野球を始めたことは彼の幼少期に野球人気が高かったことが多分に影響します。
ちなみに日本ワールドユースの史上最高記録は、99年の準優勝ですが、これも年齢的にはJリーグ開幕時に13歳以下であり、中学校の部活のレベルが相当に上がったのではないかと思われます。ちなみに開幕後にすぐにフィーバーが終わり、以降大きく減少していますが。
これはもちろんJリーグの選手たち、日本の国民性等様々な要因がありますが、根本的にはサッカーという競技の魅力を伝え切れていない日本サッカー協会に原因があるのではないでしょうか。
長くなりそうですので、明日この続きを書いてみます。