基礎マスターⅦ(連結の応用論点)に苦戦中ですつるぴこです。



解く事自体はできるんですが、時間がかかると、要するにやり込みが足りないっす。



テーマの「かわいそうなKさん」なんですが、最近ハマりの所得税法です。



Kさんのお母さんが、Yさんに脅迫されて土地を無償で譲渡したのですが、



そんなことも知らずにKさんはのんきに暮らしていたのです。



ある日税務署が「譲渡所得の税金払え~」と言ってきてびっくらこいちゃって



「譲渡なんてしてないよー!何かの間違いでしょ!?」



といって譲渡所得の取り消しを訴えた。



Kさんの主張は認められるか?



判決「Kさんの主張は認められない」



判例「譲渡所得に対する課税は、資産の値上がりによりその資産の所得者に帰属する増加益を所得としてその資産が所有者の支配を離れて他に移転するのを機会に、これを清算して課税する趣旨のものと解すべきで、その資産の移転が対価の受け入れを伴うときは、上増加益は対価のうちに具体化されるので、これを課税の対象としてとらえるべき」


Kさんは確かに何ももらってない、だが、譲渡による所得は発生してますよ~。ゼロ円の対価を受け入れてますよ~。それに無償贈与が課税の対象にならないと課税を回避しようとして悪用されちゃうしね~。


Kさん別にいいじゃない、お母さんとYさんにお金もらえば?


だから、譲渡所得の税金は払ってよね





Kさんチョ~かわいそう(ノ_-。)





多分つるぴこは裁判官にはなれません。「Kさんの譲渡所得取消し!かわいそうだから!」って言ってしまいます。法的安定性を害しまくるでしょう^^;



しかもKさんのおかんもかわいそうな立場なのに「おかんに請求しろ~」っていう裁判官に超ブーイングっすよ。



うっかり会計士試験の為の勉強だってことを忘れてしまいそうですが、所得税は理論だけなんで軽く計算体系をやったら判例読んで、各所得の本質を理解することが重要だとつるぴこは思います。



特に他の所得との差異が論点になる(事業所得⇔給与所得、事業所得⇔譲渡所得など)ところを重視してます。



TACは全然理論やりません。カリキュラム的には最後の方でちょっと詰めるだけです。



ということでつるぴこはわが道を行きます。それでは!