おひさです、つるぴこです。
よく勉強法の本なんかに「全体像を理解してから各論に入る」なんか書かれていて、それを心がけているつもりですが。
ちょっと最近発見したのは
「これ勉強だけの話じゃないな」と
具体的に言うとソフトバンクの携帯市場へのアプローチが全く一緒だなと思った。
まず、ソフトバンクがボーダフォンを買収してからやったこと
①基本料金を徹底的に下げた(基本料金に入っていた携帯端末の販売奨励金部分をカット。端末を割賦形式にして、ユーザーは販売奨励金部分の恩恵を時間の経過と共に受けられるという仕組みに)
ゴールドプランやらホワイトプランやらありましたが、要するにまず業界内で基本料金を最安にして、ユーザーを増やした(面を取った)
その結果↓
(参照:visualizing.info)
ソフトバンクは2006年9月からです。2001年のJ-フォン時代の急激な上昇は、携帯電話自体が普及期でみんな新規で買っていたからです。
その後市場がほぼ飽和し、ボーダフォン時代はほぼ横ばい。
ソフトバンクになってからまた増加しているのがわかると思います。
その後打ち出したのは
②携帯端末の差別化
薄利多売に徹し、ユーザーを増やすことで損益分岐点を超えて軌道にのせつつ
次に携帯端末の差別化です。ここが深堀りどころです。
最初はモデル数が多かっただけでしたが最近では
ディズニーモバイル
そしてかなり成功している
iPhone
と後ろのコンテンツが充実している商品を用意して
「安いから」→「iPhoneだから(ソフトバンクだから)」
へとシフトさせていくという戦略だったのではないでしょうか。
要はまず薄利多売で人を集めて、情報を集め、儲かりそうなところ攻めていくというスタンス。
試験も同じ。
試験範囲全体を見渡して、情報を集め、試験に出そうなところから勉強していく。
同じなんだなあ、と
それだけです。つるぴこでした。