おはようございます。今日から2連休。本いっぱい読んで問題いっぱい解きたいつるぴこです。
今朝の日経新聞から
法人課税30%に下げ提言 経産省 15年までに~競争力工場を支援~
現在の日本の法人税実効税率は39%。米国よりも8%高い。
ちなみに世界的にみると20%台の国が多い。
→法人税を下げて、新興国との競争が厳しさを増す日本企業を税制面で支援する。
→その上で社会保障費の財源確保のために消費税を上げる。
税制は非常に関心あるテーマのひとつです。
法人税減税+消費税増税のメリット
・企業の税負担が軽くなる。→コストが低くなる。海外へ出て行った国内資本を呼び戻せる(かも)。海外資本が入ってきてくる(かも)。
・「消費」に基づいたわかりやすい税制になる。→会計というものは弾力性があるので、同じ活動をしていても会計上の利益そして税制上の利益は会計手法によって誤差を生じさせることができる。が、消費税の割合があがると、より活動の実態に即し、誤差を少なくすることができる。(はず)
つるぴこはこの方針には賛成です。
というか消費税増税には賛成です。もちろん他を下げてバランスをとる事が大事ですが、単に消費税だけ「あげる」「そのまま」みたいな議論が多い気がするので。
消費税などの税は「%」ですよね、ということは絶対額が上がれば上がるほど税額も大きくなっていくわけです。
現在5%で、100円のものは税込み105円。10000円のものは税込み10500円。
軽トラ60万円のものは税込み63万円。高級車600万円のものは税込み630万円。
これが10%なら100円のものは税込み110円。10000円のものは税込み11000円です。
軽トラ60万円のものは税込み66万円。高級車600万円のものは税込み660万円。
現在よりも贅沢品には高額な税金がかかるようになっていきます。
よって多くお金を使う人がより多く税を支払い、低所得者へと流れるという、所得の再分配機能が、法人税率が高い場合よりも素直に発揮されると思います。
個人的には証券税制をもっと下げるべきだとも思いますが、そこまで拡げると長くなりそうなのでまた今度。
今日も勉強をたのしもう!