【NQNニューヨーク=荒木朋】8日の米株式市場でダウ工業株30種平均は急伸。大幅に続伸し、前週末比289ドル78セント高の1万1510ドル74セントで終えた。米政府が7日、米住宅金融公社を政府管理下に置き、公的資金の注入を含む救済策を発表。金融システム不安の後退などにつながるとの期待から金融株を中心に買いが優勢となった。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は6営業日ぶりに反発し、13.88ポイント高の2269.76で終えた。
米政府は住宅ローン金利の安定化などを狙い、住宅公社2社が発行する住宅ローン担保証券の市場から買い取る方針も明らかにした。住宅市場の安定化につながるとの期待感が広がり、金融株や住宅関連株などが大幅高となった。ダウ平均の上げ幅は約350ドルに達する場面もあった。 (07:01)(NIKKEI NET)
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昨日から関連記事は切り抜きまくってます。つるぴこです。
ついに使いましたね、切り札を。
ということは放っておけば倒れてたということも意味しているわけですよね。
そして「過剰」を生み出す体質も温存されたかもしれません。
しかし、もし倒産したらと考えると、2社合わせて160兆円の債務が倒れるということで、あらゆる最悪な事態が考えられますね。多くの機関投資家も投資してるでしょうし。
株式市場は上がってますが、長続きするかは疑問です。足もとのファンダメンタルは確実に景気後退&インフレへ向かっています。今回の救済は不安要素のひとつが取り除かれた(かもしれない)にすぎないと思います。