僕は日経ビジネスを定期購読しているのですが、今日届いた号に興味深い記事があったので紹介します。
「敗軍の将、兵を語る」というコーナーで、毎回なにやら失敗した人とかが失敗した原因やら環境などつらつら書かれています。
今回は北海道での消費者金融最大手であるアース社長 太田 勝久氏についての記事でした。
・消費者金融は昔はボロ儲け産業だった→強引な取立てなどが社会問題化→行政の規制強化→消費者金融というビジネスモデルの崩壊。
・上限金利の引き下げ→顧客一人当たりの利益が減少
・貸金業法の改正で一人当たりの融資の限度額が年収の3分の1に→顧客の数の減少
・将来的には普通に商売して赤字になる。(つまりは営業CFがマイナスになるということですね)
・アースは消費者金融はもう無理ぽいから投融資会社として活路を模索する。
僕は消費者金融会社への規制強化は反対です。逆に金利の上限なんて引き上げてもよいと考えています。
おおまかに理由を説明すれば「借りる方が悪い」からです。
出資法の上限金利である29.2%の金利 29.2% ですよ。
銀行の普通預金は?定期預金は?国債、社債は?外貨預金は?金利2桁いきますか?
はっきりいってこの数字は「てめーに金貸すのはギャンブルみてーなもんだよ」といっているに等しい。
消費者金融の全ての看板は「てめーに金貸すのはギャンブルみてーなもんだよ」と書いてあるに等しい。
ギャンブルみてーな人が悪いと思います。
うわーこんなこと言い切っちゃたらもしも「急な合コン、金がない!!」な状況でも消費者金融に金借りにいけねー(笑)