サブリース契約をしたオーナーのうち
ハウスメーカーから減額請求をされ、
ローン返済に苦しんでいる方がいらっしゃいます。
ところで、いったいどのくらい減額請求されると
収支が逆転してしまうのでしょうか。
例えば、次の物件を購入したとします。
- 借入7千万円
- 35年ローン
- 8戸(1R)@55,000円
長期事業収支をシミュレーションする際、
試しに家賃下落率を入れて計算してみたところ、
家賃が20%減額されると収支が逆転し、
オーナー側は赤字になるという結果になりました。
(わかりやすくするため、税金は計算していません。)
次の記事をお読みいただくと、詳細な計算がわかります。
【サブリース経営】長期事業収支計画書(1)~ 家賃20%減額だと赤字転落 ~
当センターに相談に来られるオーナーの方は
「最初に見せられた長期事業収支計画書は
30年間一定の家賃で計算されていたのに」と言いながら、
契約時にハウスメーカーから提出された
長期事業収支計画書を悔しそうに眺められます。
物件はやはり古くなり、入居者にしてみると
新築よりも魅力は下がるため、
家賃は基本的に経年とともに下落します。
しかしながら、契約時に見せられる長期事業収支計画書には
30年間一定の家賃が記載されていて、
しかも上場している立派な企業が作ったということで、
オーナーの方も信頼してしまうのかもしれません。
ハウスメーカーが減額請求に来た際には、
一度ご自身で収支計画を見直し、
どのくらいの減額だったら赤字転落を避けられるのか、
見極めることが肝心です。
サブリース問題解決センター
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以下の日時にて無料相談会を開催いたします。
2017年9月20日(水)13:00~17:00
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