ラフ | my fair my boy

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漫画とか映画とかもろもろ

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あたしの永遠のバイブル・ラフ。

父親が漫画好きであり、
学生時代に集めたかなーり古い漫画が
家に積まれてあるけれど、
その中で今だに古さを感じさせずに
鮮明さを欠いていないのは、
このラフだけだと、思う。

あだち充といえばタッチだし、H2だし、
野球、ってかんじだけど、
水泳にだって爽やかで熱い青春があるのだ!

もっと多くの人に読んでもらいたい。
実写映画化もされたけど、
知名度低い作品なので…
もったいない。

まずヒロインが可愛いよね。
タッチの南ちゃんは意見別れるけど、
亜美ちゃんには腹黒さがないし、
サバサバしてて、変な謙虚さがない。

ラストの展開すらまったく違和感感じないくらい
清々しい女の子だと私は思う。

そして何より主人公圭介との関係が
段々と変わっていく過程に
キュンとしてしまうわけです。

最初は一方的に恨む対象だったのが、
密かに信頼のできる、期待をもてる存在になっていくのが
ほんとニヤニヤしてしまう。



あだち作品って、
一話分の中で伏線貼って回収してってのが
多いけど、
(ラフもしかりなんですが、)
もう一度読み直すと
あれ、ここってあそこに繋がるのかな?
っていう全体を通した伏線も意識されてる気がする。
あくまで個人的な考えだし、
掛かってる箇所が違うかもだけど…

セリフ数が少なくて
行間を読ませるような作品だから
余計色々考えちゃうのかもしれんね。
それが楽しいんだけどね。


ラストも大好きです。
これは片っぽを思うと可哀想(笑)なんですが、
なんともニクい演出で、ラフらしいです。
素直にはいかない感じがね。

しかも現代ではたぶんできない。
そこだけかな、時代を感じるのは。

最後のページの秋の校舎の中に
二人のその後を思ったりして、
なんとなく切ない気持ちがしてしまう。
それは秋だからなのか、
水泳の季節が終わったからなのか…

全12巻というのもポイント。
程よい長さでムダがない。

ラフは本当に傑作だと思う。
夏になるととても読みたくなる漫画。