意味もなく夜中にドライブして気づいた。
意味のないことをしている自分を、もっと早く受け入れてあげるべきだった。
思い返せば、等身大の自分を誰かに受け入れてもらったことがなかった。
自分自身ですら受け入れてなかった。
他人に受け入れてほしいと願ったこともなかった。
私の両親は普通じゃなかった。
迷いがなく、何事にも善悪があり、それを子供にも押し付けてくる人たちだった。
最近知った。
多くの人は、親の前で素を出せるらしい。
味方でいてくれて、時々会いたくなる存在らしい。
私にとって両親は、それとは真逆の存在だった。
幼少の頃から、うっすら親に不信感を抱きながら生きてきた。
だから自分は、いつも不安定なんだと思う。
基礎がスカスカな建物。
今日までずっと、心のどこかで自分の不安定さを自覚しながらも、
言い訳をしないで、周りと同じように、なんなら周りより優れていなければと思って生きてきた。
でも最近、基礎を無視しちゃいけないことに気づいた。
基礎がちゃんとしていないと、建物はいずれ崩れていく。
今日からは等身大の自分を受け入れる。
上手くいくかはわからないけれど、とりあえずそれが自分に一番必要だと思った。