AndroidとiOSの両方でアプリを公開してみると、同じ「アプリストア」でもかなり違うことに気づきます。


どちらも、


アプリを作る



ストアに登録する



審査を受ける



公開する


という流れなのですが、実際にやってみると、それぞれ違った大変さがあります。


特に大きく違うと感じたのが、公開前のテストです。


Google Playは公開前のテストがある


Google Playで個人開発者としてアプリを公開するとき、対象となる新しい個人開発者アカウントでは、公開前にクローズドテストを行う必要があります。


現在の要件では、


12人以上のテスターに参加してもらい、14日間継続してテストする


という条件があります。


これが個人開発では結構大変です。


「アプリを作ったから公開!」とはならない


最初は、


「アプリが完成した」



「Google Playにアップロード」



「審査」



「公開」


くらいに考えていました。


ところが、実際には公開前にテストがあります。


テスターを集める。


テスターに参加してもらう。


14日間テストしてもらう。


その条件を満たしてから、公開申請へ進む。


つまり、


アプリが完成しても、すぐに一般公開できるとは限りません。


テスターを集めるのが意外と大変


プログラムを書くのは自分一人でできます。


でも、


テスターを12人集める


となると話が変わります。


知り合いにお願いしたり、テスト参加者を募集したり。


個人開発では、ここが意外なハードルになります。


「アプリを作る技術」と「テスターを集める力」は別物です。


アプリを公開するだけなのに、ちょっとした営業活動まで必要になります。


そして14日間


さらに、


「12人集めた!終わった!」


とはなりません。


14日間の継続したテストが必要です。


その間に、


「ちゃんとテストしてもらえているかな?」


「条件を満たしているかな?」


と確認することになります。


個人開発者にとっては、かなり独特な公開プロセスだと思いました。


App Storeはまた違う


一方、App StoreではGoogle Playとは違った流れになります。


iOSアプリを作って、App Store Connectに登録。


スクリーンショットなどを用意して、


審査へ提出。


そしてAppleの審査を待ちます。


こちらは、Google Playのような「12人以上のテスターで14日間」という公開前の条件とは違います。


ただし、App Storeも審査があります。


実際にリジェクトされたこともありました。


Appleは審査でハマった


App Storeでは、


「アプリは完成した」


「設定も終わった」


「これで公開できる」


と思って申請。


ところが、


リジェクト。


Appleから指摘内容が届きます。


原因を確認して修正。


そして再申請。


この繰り返しです。


Google Playでは公開前のクローズドテストに苦労し、App Storeでは審査に苦労する。


それぞれ違うところでハマります。


Google PlayとApp Storeの違い


個人的な体験をざっくりまとめると、こんな感じです。










































Google PlayApp Store
管理画面Google Play ConsoleApp Store Connect
開発環境Android StudioなどXcodeなど
公開前テスト対象アカウントではクローズドテストが必要Google Playのような14日間のテスター要件はない
テスト要件12人以上・14日間の継続参加が必要TestFlightなどでテスト可能
審査ありあり
個人的に大変だったところテスター集め・14日間のテスト審査・設定・スクリーンショット

※Google Playのテスト要件は、対象となる個人開発者アカウントに適用されるものです。


Flutterなら全部同じ、ではなかった


Flutterを使うと、アプリ本体のコードを共通化できます。


これはかなり便利です。


ただ、


「FlutterだからGoogle PlayとApp Storeへの公開も同じ」


というわけではありません。


アプリを作るところは共通化できても、


ストアへの登録。


テスト。


審査。


スクリーンショット。


公開手続き。


このあたりは、それぞれのプラットフォームに合わせる必要があります。


両方やってみると違いが分かる


実際にGoogle PlayとApp Storeの両方にアプリを公開してみると、


「同じアプリストアなのに、こんなに違うんだ」


と感じます。


Google Playでは、


「テスターを集めて14日間」


という壁。


App Storeでは、


「審査を通過させる」


という壁。


どちらも、


「アプリを完成させたら終わり」


ではありません。


まとめ


Google PlayとApp Store。


どちらもアプリを公開するためのサービスですが、公開までの道のりはかなり違います。


Google Playでは、対象となる個人開発者アカウントの場合、


12人以上のテスターに参加してもらい、14日間継続してクローズドテストを行う


必要があります。


一方、App Storeでは、App Store Connectから申請してAppleの審査を受けます。


Google Playではテスター集め。


App Storeでは審査。


それぞれ違うところで苦労しました。


アプリを作る。



テストする。



ストアに登録する。



審査を受ける。



公開する。


アプリ開発は、コードを書いて完成ではありません。


「どうやってストアに公開するか」まで含めてアプリ開発。


実際に両方経験してみて、そんなことを実感しました。