自分を好きにならなければ、引き寄せ効果は薄いと言います。私はある部分での自分を評価しつつも、ある部分ではものすごく自己肯定感が低い人間でした。

 

今、あれこれ子供の頃のことを思い出しては、今の自分にどう繋がっているのかを考えてます。

記憶って、忘れていても、掘りだそうとすれば甦るものなんですね。

 

私は友達と遊んでいるときに自分から「帰る」と言い出せない子でした。それでいつも遅く帰ることになって、母に叱られていたんです。

 

どうして自分はそうだったのかなと考えると、ずーっと昔、友達の家に遊びにいって、母に早く帰るようにきつく言われていたので帰ろうとしたときことを思い出しました。あのとき、友達が「まだ帰っちゃダメ!」と盛大に泣き出してしまって……。

無視して帰ったけど、ものすごーく後味が悪かった。そんな思いをしてまで約束守ったのに、帰ってきた私に母は「ずいぶん帰ってきたね(本当に早く帰ってきたんだあ)」みたいなことを言いました。そりゃないよって感じですよね。

 

自分では覚えていなかったんですが、あれで一種のトラウマっぽくなっていたのかなあ、と。

 

まあ、そんな感じで、掘り起こすとたくさんの記憶が表面に出てきました。自分ではごく普通の家庭に育ったつもりだったけど、今思えば、少し機能不全のところがあったとか。ホント、今まで忘れてました。

自分に自信がないせいで、過去のことを封印していたんです。自分がこういう性格なのは自分が悪いせいだとばかり、ずっと思っていたけど、必ずしもそうではなかったみたい。

 

親のほうはどういう考えを持って、私を育てていたのかなーと、今まで聞いたことを総合して想像してみました。すると、当時の自分の目には見えていなかったことが、たくさん出てきて……。

 

こういうことは、もっと早くやっておくべきだったんですね。今更ながら思います。自分を見つめ直すことが、自尊心を取り戻す早道なんです。よく聞く「自分を褒める」作業よりも、こちらのほうが効果があるかなーと。

 

まあここでそれを披露しても仕方ないので、ノートにちょっと書いていきたいと思います。