今年も残すところ、あと数時間。
2016年に映画館で観た映画で良かったものを紹介してまいります!
2016年はかなり豊作だったのではないでしょうか。
映画満足度の高い年だったので、80本喰らいみてるかと思いきや、57本でした。
100本以上観ても、イマイチな年もあるので、やはり打率を上げることが大事。
ベスト10の半分以上が邦画なんてことは、ブログ始めて以来初めて。
急にどうした邦画勢。この勢いが続けば、日本でも映画がもっと盛り上がって、もっといい映画に予算が回って、楽しくなりますね!
1位:怒り

李相日監督の「悪人」が嫌いだったので、本作もまた登場人物がわんわん泣いてばかりの湿っぽいお話なんだろうなと思って、見ようか迷っていたが、そんな予想を遥かに上回って突き抜けるほどの高濃度の作品だった。
理不尽な暴力への怒り、愛する人を信じきれない自分への怒り、ろくでもないヤツを信じてしまった怒り、出所不明な怒り。怒りと悲しみは、こうも似た感情であったのか。
私は感情の爆発には引いてしまう方なんだが、本作では登場人物の怒濤の感情の嵐に飲み込まれて、ぐらぐら揺さぶられてしまった。感情酔いして吐きそうになった。素晴らしい作品だが、もう見たくない。終わったあと、しばらく戻ってこれなかった。綾野剛、広瀬すず、森山未來と代表的な実力派の若手達の実力を見せつけられた。
2位:ドント・ブリーズ

年末のリーサルウェポン。
呼吸困難、神経衰弱、緊張と緩和の無限地獄!!
金目当てで忍び込んだのは、盲目の退役軍人の家。最初は寝ぼけ眼で全然気づかれないから案外チョロいんじゃねーかと思ったんだけど、甘かった。警戒心マックスで、研ぎ澄まされたモードになってからは、ためらいなく殺しにかかってくるし、いっちゃってる感じするし、勝てる気がしない。
カメラワークがうまくて、仲間の一員として殺されるような気がしてくる。
もう勘弁してくれと泣きたくなる。この恐怖をみんなに広めたい。絶対に映画館でみるべき傑作。
3位:この世界の片隅に

のほほんとして笑いに満ちた可愛らしい日常。美しい風景。
戦争の映画を見に来ているんだけど、戦争の描写がなくてもいいとさえ思わされる。
しかし轟音とともに破壊される日常。悲しくてやりきれなくても、日常は続く。
日本で有名な戦争映画と言うと、暗く悲しい「火垂るの墓」だが、
本作の描き方の方がむしろ正統派な気もする(どちらが良いという事ではなく)。
4位:シン・ゴジラ
興業で言えば、「君の名は。」だろうけど、今年最も芯から邦画界を盛り上げたののはゴジラでしょう。
邦画史上最高クラスの破壊描写。怪獣がもったいつけず、序盤から登場してガンガン壊すのが素晴らしい。
物語も個人のドラマは最低限にして、日本の国家機関の普通の人々が、たくさん会議しながら奮闘する姿は滑稽でありながら、ハリウッド映画とは違った熱さがある。
進化したゴジラの禍々しさ、圧倒的パワーには絶望し、恐れおののくばかり。よくやった!!
5位:ヒメアノ~ル
日常に迫る、身近な殺人鬼。リアリティのある恐怖に背筋が凍る。意表をつくタイミングでタイトルが出たときには鳥肌が立った。一見独立しているようなラブコメとスリラーの要素が互いの邪魔になっておらず、むしろ効果的な演出を生み出している。もはや何を撮らせても凄い吉田恵輔監督恐るべし。
今年は、ほかにもクリーピーや葛城事件など、サイコパス映画が充実していた。
6位:ルーム
ホラー以外の洋画だと唯一のランクイン。
監禁、脱出、その後を人間ドラマとして描いたのが新鮮。
子供目線の世界の見え方もとても印象的な作品。
7位:永い言い訳
西川美和監督の作る世界は、誰よりも正直で、痛くて独特。
突き放したような優しさに、心がざわざわする。
8位:ライト/オフ
今年はホラーの当たり年でもある。
ドント・ブリーズと同じく暗闇をテーマにした作品だが、これまたハイセンスな演出で恐怖させられた。
9位:シング・ストリート 未来へのうた
どうにもできない大人の事情に翻弄されながらも、音楽も見た目も垢抜けて成長していく少年たちがまぶしい!
なんか変なところでぐっと来ちゃったんだよな。この感覚は忘れちゃいけない。
10位:アイアムアヒーロー
もっと下かなーとも思ったけど、邦画史上最高レベルのゾンビ映画を広くリリースしてくれたことに敬意を込めて。
11位:貞子VS加椰子
怖がった末にゲラゲラ笑える、みんな幸せホラー&コメディ。
12位:オーバー・フェンス
蒼井優、久々に良い役!
13位:ソング・オブ・ラホール
最高のライブ映像がここに!
14位:ソーセージ・パーティー
最低の下ネタアニメがここに!
15位:日本で一番悪い奴ら
綾野剛の暴れっぷりが最高。
16位:ハドソン川の奇跡
良い映画の見本。ただのいい話じゃない。
17位:葛城事件
嫌~な気持ちになれる、最悪の家庭崩壊。
18位:ちはやふる 上の句
こちらに比べて下の句がイマイチだったので、上の句もちょっと下がった。
広瀬すずが、ここまでハマるとは。カルタしよっさ!
19位:トランボ ハリウッドに最も嫌われた男
カッコイイ、穏健派共産主義者である脚本家の話!
ブレイキング・バッドでおなじみのブライアン・クランストンがハマってた。
20位:ペット
かわいさと勢いがフルスロットル!
今年はブログをサボり始めたので、この機会に、映画館で観たその他の作品も全部記録しておこう。
●とても良かった!
オデッセイ
殺されたミンジュ
映画 聲の形
ブリッジ・オブ・スパイ
手紙は憶えている
DOPE/ドープ!!
FAKE
クリーピー 偽りの殺人
●割と良かった
ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
何者
エクス・マキナ
デッドプール
海よりもまだ深く
疑惑のチャンピオン
ちはやふる 下の句
ズートピア
マネー・ショート
イット・フォローズ
君の名は。
ロブスター
●今一歩
ミュージアム
グッバイ、サマー
SCOOP!
スーサイド・スクワッド
溺れるナイフ
ゴーストバスターズ
ディストラクションベイビーズ
サウスポー
コップ・カー
ヘイトフル8
スティーブ・ジョブズ
●好きじゃない
淵に立つ
アズミ・ハルコは行方不明
少女
バットマンVSスーパーマン
ザ・ウォーク
団地
以上。
2016年に映画館で観た映画で良かったものを紹介してまいります!
2016年はかなり豊作だったのではないでしょうか。
映画満足度の高い年だったので、80本喰らいみてるかと思いきや、57本でした。
100本以上観ても、イマイチな年もあるので、やはり打率を上げることが大事。
ベスト10の半分以上が邦画なんてことは、ブログ始めて以来初めて。
急にどうした邦画勢。この勢いが続けば、日本でも映画がもっと盛り上がって、もっといい映画に予算が回って、楽しくなりますね!
1位:怒り

李相日監督の「悪人」が嫌いだったので、本作もまた登場人物がわんわん泣いてばかりの湿っぽいお話なんだろうなと思って、見ようか迷っていたが、そんな予想を遥かに上回って突き抜けるほどの高濃度の作品だった。
理不尽な暴力への怒り、愛する人を信じきれない自分への怒り、ろくでもないヤツを信じてしまった怒り、出所不明な怒り。怒りと悲しみは、こうも似た感情であったのか。
私は感情の爆発には引いてしまう方なんだが、本作では登場人物の怒濤の感情の嵐に飲み込まれて、ぐらぐら揺さぶられてしまった。感情酔いして吐きそうになった。素晴らしい作品だが、もう見たくない。終わったあと、しばらく戻ってこれなかった。綾野剛、広瀬すず、森山未來と代表的な実力派の若手達の実力を見せつけられた。
2位:ドント・ブリーズ

年末のリーサルウェポン。
呼吸困難、神経衰弱、緊張と緩和の無限地獄!!
金目当てで忍び込んだのは、盲目の退役軍人の家。最初は寝ぼけ眼で全然気づかれないから案外チョロいんじゃねーかと思ったんだけど、甘かった。警戒心マックスで、研ぎ澄まされたモードになってからは、ためらいなく殺しにかかってくるし、いっちゃってる感じするし、勝てる気がしない。
カメラワークがうまくて、仲間の一員として殺されるような気がしてくる。
もう勘弁してくれと泣きたくなる。この恐怖をみんなに広めたい。絶対に映画館でみるべき傑作。
3位:この世界の片隅に

のほほんとして笑いに満ちた可愛らしい日常。美しい風景。
戦争の映画を見に来ているんだけど、戦争の描写がなくてもいいとさえ思わされる。
しかし轟音とともに破壊される日常。悲しくてやりきれなくても、日常は続く。
日本で有名な戦争映画と言うと、暗く悲しい「火垂るの墓」だが、
本作の描き方の方がむしろ正統派な気もする(どちらが良いという事ではなく)。
4位:シン・ゴジラ
興業で言えば、「君の名は。」だろうけど、今年最も芯から邦画界を盛り上げたののはゴジラでしょう。
邦画史上最高クラスの破壊描写。怪獣がもったいつけず、序盤から登場してガンガン壊すのが素晴らしい。
物語も個人のドラマは最低限にして、日本の国家機関の普通の人々が、たくさん会議しながら奮闘する姿は滑稽でありながら、ハリウッド映画とは違った熱さがある。
進化したゴジラの禍々しさ、圧倒的パワーには絶望し、恐れおののくばかり。よくやった!!
5位:ヒメアノ~ル
日常に迫る、身近な殺人鬼。リアリティのある恐怖に背筋が凍る。意表をつくタイミングでタイトルが出たときには鳥肌が立った。一見独立しているようなラブコメとスリラーの要素が互いの邪魔になっておらず、むしろ効果的な演出を生み出している。もはや何を撮らせても凄い吉田恵輔監督恐るべし。
今年は、ほかにもクリーピーや葛城事件など、サイコパス映画が充実していた。
6位:ルーム
ホラー以外の洋画だと唯一のランクイン。
監禁、脱出、その後を人間ドラマとして描いたのが新鮮。
子供目線の世界の見え方もとても印象的な作品。
7位:永い言い訳
西川美和監督の作る世界は、誰よりも正直で、痛くて独特。
突き放したような優しさに、心がざわざわする。
8位:ライト/オフ
今年はホラーの当たり年でもある。
ドント・ブリーズと同じく暗闇をテーマにした作品だが、これまたハイセンスな演出で恐怖させられた。
9位:シング・ストリート 未来へのうた
どうにもできない大人の事情に翻弄されながらも、音楽も見た目も垢抜けて成長していく少年たちがまぶしい!
なんか変なところでぐっと来ちゃったんだよな。この感覚は忘れちゃいけない。
10位:アイアムアヒーロー
もっと下かなーとも思ったけど、邦画史上最高レベルのゾンビ映画を広くリリースしてくれたことに敬意を込めて。
11位:貞子VS加椰子
怖がった末にゲラゲラ笑える、みんな幸せホラー&コメディ。
12位:オーバー・フェンス
蒼井優、久々に良い役!
13位:ソング・オブ・ラホール
最高のライブ映像がここに!
14位:ソーセージ・パーティー
最低の下ネタアニメがここに!
15位:日本で一番悪い奴ら
綾野剛の暴れっぷりが最高。
16位:ハドソン川の奇跡
良い映画の見本。ただのいい話じゃない。
17位:葛城事件
嫌~な気持ちになれる、最悪の家庭崩壊。
18位:ちはやふる 上の句
こちらに比べて下の句がイマイチだったので、上の句もちょっと下がった。
広瀬すずが、ここまでハマるとは。カルタしよっさ!
19位:トランボ ハリウッドに最も嫌われた男
カッコイイ、穏健派共産主義者である脚本家の話!
ブレイキング・バッドでおなじみのブライアン・クランストンがハマってた。
20位:ペット
かわいさと勢いがフルスロットル!
今年はブログをサボり始めたので、この機会に、映画館で観たその他の作品も全部記録しておこう。
●とても良かった!
オデッセイ
殺されたミンジュ
映画 聲の形
ブリッジ・オブ・スパイ
手紙は憶えている
DOPE/ドープ!!
FAKE
クリーピー 偽りの殺人
●割と良かった
ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
何者
エクス・マキナ
デッドプール
海よりもまだ深く
疑惑のチャンピオン
ちはやふる 下の句
ズートピア
マネー・ショート
イット・フォローズ
君の名は。
ロブスター
●今一歩
ミュージアム
グッバイ、サマー
SCOOP!
スーサイド・スクワッド
溺れるナイフ
ゴーストバスターズ
ディストラクションベイビーズ
サウスポー
コップ・カー
ヘイトフル8
スティーブ・ジョブズ
●好きじゃない
淵に立つ
アズミ・ハルコは行方不明
少女
バットマンVSスーパーマン
ザ・ウォーク
団地
以上。