A男 「C子とはどんな感じ?」
B男 「C子ってさ、まともな話し合いが出来ないんだよ。問題を解決するために話し合っていても、直ぐに無関係の話を持ち出して、『アタシも大変なのよ!』とか言い出したり、『B男だって~じゃない!』とか言い出したりして、話し合いじゃなくて口喧嘩になっちゃうから、話し合うの嫌なんだよ。」

友達同士のA男とB男の会話です。


前後関係やその時の状況は分かりません。

もしかすると、A男とB男は、昔からの知り合いで、価値観も似ていて仲が良いのかもしれませんし、大学生になって知り合って仲良くなったのかもしれません。

あるいは、B男とC子は、かなり前から付き合っていて、ほとんど同棲に近い状態かもしれませんし、割と最近付き合い始めて、まだ手探り状態なのかもしれません。

若しくは、B男にとってC子は初めての彼女で、手探り状態で付き合っているのかもしれませんし、今までに何人か彼女がいたのですが、C子が最も建設的な話し合いが出来ないのかもしれません。


さて、B男から、

「C子ってさ、まともな話し合いが出来ないんだよ。問題を解決するために話し合っていても、直ぐに無関係の話を持ち出して、『アタシも大変なのよ!』とか言い出したり、『B男だって~じゃない!』とか言い出したりして、話し合いじゃなくて口喧嘩になっちゃうから、話し合うの嫌なんだよ。」

という話を聞かされたA男は、どう返せば良いでしょうか?

①「へー、それはB男も大変だね。そんな関係ない話を持ち出したら、『話を変えるなよ!』って言って、元に戻せば良いんじゃないの?」

②「あのさ、まともな話し合いが出来ないのって、別にC子だけじゃないだろ? 女の話の目的は、共感することで、結論を出すことじゃないんだよ。だから、建設的な話し合いなんか出来るわけ無いんだから、それを求めること自体が無駄だろ?」

③「まあ、B男の言うのも分かるけどさ、女の口癖の『アタシの気持ちを分かってくれない!』に帰れば良いんだよ! つまり、そもそも話し合いなんかしないで、C子の話を聞いて気持ちに共感するだけにすれば良いんじゃない?」

もちろん、正解は③です!


当たり前過ぎますが、一応簡単に解説を…。

①このようなことを言って、もしB男がその助言を実行したら、C子との仲がこじれること、間違いなしです。
それを狙っているなら、その助言でも良いでしょうが、B男がC子と付き合っていくことを望んでいるのであれば、全く役に立たない助言なので、不可です。

②この助言は、まさに正鵠を得ていると言えますが、この助言を貰っても、B男はどうすれば良いか分からず、困り果てるだけですから、不可です。

③B男は、C子とは話し合いが出来る、という幻想を抱いているので、その幻想を消し去って、ただ気持ちに共感するだけにした方が良いので、これ一択でしょう。


建設的な話し合いが出来ず、自分の意見が通らなければ、自分の人格が否定された、と解釈する女性は、少数派かもしれません。

そういう女性にとっては、話し合い=口喧嘩なのです。
ですから、相手の意見を認めることは、自分が口喧嘩で負けたことになります。
そのため、頭では(理屈では)分かっても、感情が納得しません。
そのため、あー言えばこう言い、ということになり、前に一言も言っていなかったこととか、全然無関係のことを持ち出したりする訳です。

そういう女性は感情に支配されており、一旦マイナスの感情で頭がいっぱいになれば、冷静な判断など出来るわけもなく、考える力も失われるためです。
そうなったら、意見を戦わせるような建設的な話し合いは不可能なのです。
特に1対1では不可能なので、どうしてもしなければならない場合は、第三者を交えた方が、少しはマシかもしれません。

まあ、B男に対しては、そもそも結論を出すような話し合いは避けるように言うくらいしか、言うことはないでしょう…。
A男にとっては、しょせん他人事ですが、本当にB男のためを思ったら、別れることを勧めた方が良いかもしれません。
しかし、結局はB男の選択ですから、余計なことは言わない方が賢明でしょう。


今日の一句 すべからく 常に女は 口喧嘩?
対処法 そもそも結論を出すような話し合いは避けるように言う どうしてもの時は第三者を交えるように勧める