A男 「この前、会社でさ…。」

B子 「会社のことなんか言われても、アタシ、分かんないし! そもそも、会社のこととか、守秘義務があるから言っちゃいけないんじゃないの?」


夫婦のA男とB子の会話です。


前後関係やその時の状況は分かりません。

もしかすると、A男とB子は、まだ結婚したばかりの新婚さんかもしれませんし、もう結婚してしばらく経つのかもしれません。


あるいは、A男とB子は、恋愛結婚だったかもしれませんし、お見合いのように結婚を前提としてつきあってから結婚したのかもしれません。


若しくは、A男とB子は、子どもはまだ要らないということで、いないのかもしれませんし、まだ子どもも幼児~小学生くらいで、手がかかる年齢かもしれません。



さて、B子から、「(会社の愚痴を言おうとしたら)会社のことなんか言われても、アタシ、分かんないし! そもそも、会社のこととか、守秘義務があるから言っちゃいけないんじゃないの?」と言われたA男は、どう返せば良いでしょうか?


①「あのさ、俺は、B子が愚痴を言おうとしたら、それを遮らないで聞いてるし、『俺は分かんないし!』なんて言わないだろ? 何でB子は俺の話を聞く気がないわけ?」


②「ふ~ん、B子にとっては自分の会社じゃないから、どうでも良いわけね? でも、俺が嫌になって辞めちゃったら、どうすんの? そうなれば、B子にとっても、どうでも良くなくなる?」


③「なるほどね。確かに、俺の会社のこととか聞いても面白くないだろうから、聞きたくないのも分かるよ。悪かったね、関心がないつまんない話を聞かせようとしちゃって。」


もちろん、正解は③です。

当たり前過ぎますが、一応簡単に解説を…。


①B子は、A男に自分の話を聞いて貰いたがっていますが、A男の話を聞くのは好きじゃないどころか、苦痛なんでしょうから、言うだけ無駄なので、不可です。


②このようなことを言っても、理解力が低いB子は、

「仕事なんか辞めたら離婚よ!」

といいだすのが関の山で、A男の気持ちを思いやれるほど成熟していないので、言うだけ不毛ですから、不可です。


③このように、関心がない相手に関心がない話題をふっても、関心を向けることは無いでしょうから、これ一択でしょう。



最後に、A子みたいに、旦那の話は聞く気がないのに、自分の話は全面的に旦那に聞いて欲しい女性は少数派かもしれません。

それは、基本的に他者に関心がなく、自分にしか関心がないためです。

そのため、旦那の話はさっさと切り上げて、自分の話を聞いて欲しいと強く願っている訳です。


そういう相手に、どんなに自分の愚痴を語っても無駄です。

そもそも相手の話を聞く気はありませんからね。


要するに、全ては、自分が中心の思考で、特に、相当なショックがあったりした時は、余計に自分の話を聞いて欲しくて仕方なくなります。


そういう相手に、

「どんなに話を聞いて欲しいか?」

というようなことを力説しても、何の意味もありません。

謝罪して、気分よくなって貰うことを主眼にしましょう!



今日の一句 すべからく 常に女は 分からない?

対処法 言っても無駄なので、そもそも相談しない