A子 「B子、ネイル綺麗ね! 高かったでしょ?」
B子 「まあね。でも、地元だから、都心ほど高く無いから…。でも、美容院も毎月行くから、結構かかるし、デート代奢って貰う位じゃ足りないから、好みじゃない人とのデートなら、時給1万円くらい欲しいわよね?」

友達同士のA子とB子の会話です。


前後関係やその時の状況は分かりません。

もしかすると、A子とB子は、同じ会社やアルバイト先の仕事仲間で、価値観も合うのかもしれませんし、ただの仕事仲間で、価値観は結構違うのかもしれません。

あるいは、A子とB子は、大学生同士で、マウントを取るために、ネイルやヘアカラーで競っているのかもしれませんし、B子だけが頑張っていて、A子はそこまで関心がないのかもしれません。

若しくは、A子とB子は絶賛婚活中で、周りが次々に結婚を決めていくので焦っているのかもしれませんし、焦っているのはB子だけで、A子には、B子には言っていない相手がいるのかもしれません。


さて、B子から、「(デート代を奢って貰う位じゃ足りないから)好みじゃない人とのデートなら、時給1万円くらい欲しいわよね?」、と言われたA子は、どう返せば良いでしょうか?

①「ふーん。自分の払える範囲でお洒落すれば良いのに、何で払えないほどお金かけてお洒落しようと思うの? もっと分相応にお洒落すれば良いのに…。」

②「あのさ。それって、パパ活とか援助交際とどこが違うの? 好みの人じゃなければ、デートを断るか、『時給1万円くれるならデートしてあげるけど。』って言えば良いんじゃない?」

③「なるほどね! その発想は無かったかなぁ。そもそも好みの人としかデートしないし、デートしててダメだと思ったら、自分の見る目の無さを呪うだけだからな~。」

もちろん、正解は③です!


当たり前過ぎますが、一応簡単に解説を…。

①このようなことを言っても、自分を磨くこと(それを使ってマウントを取ること)び命を賭けているB子には、全く通じませんから、言うだけ無駄なので、不可です。

②確かにその通りなのですが、実は、B子は、周りに言わないだけで、パパ活や援助交際をやっているかもしれません。そのため、このようなことは、言っても認める訳がありませんから、不可です。

③このように、明らかに人としてオカシイと思われる発言に対しては、否定も肯定もする必要はありません。それはスルーして、自分の言いたいことにフォーカスして発言すれば良いだけですから、これ一択でしょう。


最後に、B子のように、何でもお金に換算して、お金にならないことを自分がやっていると、
「損をしているから、お金が欲しい!」
と考える女性は、少数派かもしれません。

その背景には、キャバクラでのアルバイト経験や、パパ活や援助交際の経験があるのかもしれませんが、そうやって一線を越えてしまうと、なかなか元に戻るのが難しい面もあるのかもしれませんね。まあ、やってなくても、心根が同じような女性かもしれませんが…。

そういう感覚は、生まれなのか育ちなのかは不明ですが、染み付いてしまうとなかなかとれないのです。
そのため、B子にとっては、息をすることのように当たり前なので、それが自然に口に出てしまうのでしょう。

そういう相手に対しては、無理矢理アドバイスや反対意見を言うのではなく、否定も肯定もしない、というテクニックを身につけるようにしましょうね!


今日の一句 すべからく 常に女は 金全て?
対処法 否定も肯定もせず、無関係の話(自分が言いたいこと)にフォーカスして流す