A子 「B子、婚活に備えて髪型変えたりしないの?」

B子 「相手に合わせて髪型とかメイクとか変えるの、嫌なのよね~。男に媚びてるみたいじゃない? 自分が好きな髪型とかでいたいし、ありのままの自分でいたいのよね~。」


友達同士のA子とB子の会話です。



前後関係やその時の状況は分かりません。


もしかすると、A子とB子は同じ会社の同期で、今でも仲が良く、LINEのやり取りをしあっているのかもしれませんし、たまたま更衣室であって会話をしているのかもしれません。


あるいは、A子とB子は、幼馴染みで、大学や会社は違っても、お互いにバリバリ働いているのかもしれませんし、B子は正社員、A子は派遣やパートかもしれません。


若しくは、A子もB子も絶賛婚活中かもしれませんし、A子は相手が決まったのに、B子は連戦連敗かもしれません。



さて、B子から、「相手に合わせて髪型やメイクを変えるのではなく、ありのままの自分でいたい。」と言われたA子は、どう返せば良いでしょうか?


①「ふーん、本当にありのままの自分でいたかったら、ノーメイクでも良いでしょ? でも、そんなこと絶対にしないじゃん! 誰かと付き合うってことは、多祥なりとも相手に合わせて自分を変える必要があるんじゃない?」


②「あのさ、ありのままの自分でいたい、って言って今まで婚活失敗してきたんじゃない? いつまで夢見てんの? もっと現実見れば? まあ、そこまで必死じゃないっていうか、本気じゃないっていうことだよね?」


③「あー、分かる分かる! 相手に合わせたりして付き合い始めたら、その後もずっと相手に合わせ続けなきゃなんないもんね。もっと、素の自分でいたいと思うよね!」



もちろん、正解は③です!

当たり前過ぎますが、一応簡単に解説を…。


①このようなことを言っても、『彼氏いない歴=年齢』のようなB子には全く理解できないでしょうから、言うだけ無駄なので、不可です。


②このようなあまりにも的を得た意見に対しては、かえって反発してしまい、人間関係が悪くなりますから、言うだけ不毛なので、不可です。


③このように、心の中では、

「お前、そんなんだから彼氏ができねーんだよ!」

と、思いながらも、口では正反対の、相手への共感を示せば十分でしょうから、これ一択でしょう。



最後に、B子みたいに、

「自分の好きな髪型やメイクでいないと、相手に媚びていることになる」

と思うような女性は少数派かもしれません。


しかし、そういう女性はそもそも結婚には向いていないでしょう。なぜならば、他人同士が一緒に生活していく結婚生活では、常に相手のことを考えて思いやり、話し合いを重ねて妥協点を探っていくことが、良い結婚生活に繋がっていくためです。生育歴や家庭環境が異なる者同士ですから、価値観が異なるのは当然ですし…


例えば、

「相手が好きな髪型やメイクに変える」

ということは、相手に媚びているのではなく、

「相手に喜んでもらいたい」

という相手のためを思う気持ちや、

「もっと自分を好きになって欲しい」

という自分のためにもなることから生じているとも言える訳です。

しかし、そういうことを理解してもらうのは、とても時間がかかりますし、本人がその気が無いのに言っても、本当に時間の無駄です。

そのため、大袈裟に相手に共感して、さっさと切り上げてメイクを直したり、髪の毛をブラッシングする時間に当てましょう。あくまでも自然にね。



今日の一句 すべからく 常に女は ありのまま

対処法 共感して、相手の言葉を言い換えて終わり