疾走!subcontractor…-sakura


04月07日(火)…



この運送店に入って一年…

今の仕事は、この四月からだ。

それまでは役所関係の仕事。カレンダー通り、残業が一切なく、しかも午前中は9時から11時過ぎまで午後は13時から15時過ぎまで。あとは詰め所で待機。

退屈をどう埋めるかさえ出来れば楽すぎる仕事だ…


この仕事に変わったのは役所の仕事が削られ、この運送店から2台出ていたのが1台に減らされたからだ。

辞めるかどうか、年末には決まっていたことをここの社長は黙っていてひと月ちょっと前に聞いてきた。役所の仕事満期前に辞められても困るからだろう。雇い主ならそう考えて当たり前だ。ただ、急に言われても困ると訴えると、朝早いが一つ仕事がある。それが嫌なら自分で探してくれと。朝は何時なのかと聞くと3時…朝じゃない。

結局、辞めて欲しいわけだ。ならば辞めるわけにはいかない。


1年ほど前からこの仕事をしているこの社長の末っ子に3月に10回ほど同乗した。

この仕事とは、とある酒メーカーの倉庫から各問屋へ酒を運ぶ…そしてこの社長の運送会社は家族経営なのだ。末っ子は父であるこの社長の会社に入る前は酒問屋に勤めていたらしい。その関係でこの仕事をしているようだが…

数回同乗して思ったのは…システムを覚えてしまえば…酒を覚えてしまえば…道を覚えてしまえば…問屋の降ろし場所を覚えてしまえば…だった。


そしてひとり立ちした4月…


一週間経つが、さくらの様にこれからの仕事に花は咲くのか?