明日は義理の父の誕生日。
最近は月に1回のペースで家に行っていましたが、
今この状況で会うのは止めることにしました。
旦那さんの家族と、穏やかに過ごせるのは
本当にここ数年の間じゃないかな、と思います。
私と旦那さんの仲が良くなってから
義理の両親とも落ち着いた時間を過ごせるように。
それまでは
親子ケンカが絶えず・・・。
結婚して間もない頃に
私の目の前で
本気の親子喧嘩が始まってしまった時は
それはもう、ビックリでした。
私の家族は、父と母は激しくケンカしてたけど
親子間ではそんなに衝突が無かったので・・・
私もその中に引き込まれ
「なんで旦那をきちんと管理できないんだ」
みたいなことを散々言われ
本当に会うのが嫌でした。
旦那さん親子の争いには
子供への過剰な心配
親に生き方を認めてもらえない子供の寂しさ
ここが衝突を生んでいたんじゃないかと
今なら思えるのですが
当時は理由がさっぱり分からなかったです。
真面目な両親からよくもまぁ
こんなユニークな人が生まれたなぁと思うくらい
当時は性格も生き方も真逆。
そして一人っ子。
一人っ子って、親からのプレッシャーが大変ですね。
衝突が衝突を呼び
私達夫婦は
仕事も生活も八方塞がりに。
毎日綱渡りの精神だった、そんなある日
ふと義父が私たちの前に現れて
また怒られるのかな・・・と思ったら
一通の手紙をくれたのです。
手元にずっと持っていたのですが
もらって何度か読んだ後
ずっと読み返していませんでした。
その当時を思い出したくなかった
というのもあるかな。
「明日を信じて」
「どんなにひとりで頑張ったって
世の中の流れには勝てないこともある
いちど肩の力を抜いてごらんよ
仕事が思い通りにいかないからって
自分ばかり責めるなよ
君を応援している人はたくさんいる
皆の笑顔を思い浮かべてごらん
それだけで、力が湧いてこないか
時世が悪すぎると愚痴ってみても
はじまらないよ
大切なのは自分の心の有り様さ
何をすれば
ここから這い上がれるか
原点から見直すんだ
心身ともに疲れていたら
いい考えだって浮かばないよ
気持ちを切りかえるんだ
中途半端は いけない
ねむい時には 思い切りねむる
朝の来ない 夜はないのだから」
これに曲を付けたとか
つけないとか言ってたっけ。
お義父さんとしても
泥沼にはまる私たちを
どう助けたら良いのか分からず
さぞかし困り果てていたと思います。
この手紙を頂いた後
残念ながら
私たちは更に落ちましたが（笑）
あの時想像できなかった
ステキな朝が
今は毎日やって来ています。
細くていつ切れてもおかしくない
夫婦の絆が
今はしっかり太いものに変わっています。
この手紙をもらった時と同じような
暗がりの時代にいるけれど
家庭が円満で暮らせることの
生きやすさは
その当時とは雲泥の差です。
義理の両親がいてくれたからこそ
旦那さんに会う事ができた。
これまで本当にありがとうございます！
くれぐれも体を大切に
これからも長生きしてくださいね。
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