「好奇心」を満たす「初体験」に、否応なくドップリとつかる方法があります。それは海外旅行に行くことです。しかも、ハワイなど日本語が通じる国ではないほうが効果的です。

旅行先の異文化の世界に放り込まれてしまえば、見るもの聞くもの食べるもの、すべてがこれまで味わったことのない新鮮な驚きや感動、そして困惑の連続となります。そう、困惑もこれまた脳にいい刺激になります。言葉が通じない、文字が読めないなどの不便さを味わう……まるで漢字の読めない子どものようです。

文化の違いや習慣の違い、果ては国の安全性などは日本とはまるっきり違います。よく狙われる日本人のパスポート、そんな部分でも恐怖感を覚え普段よりも警戒心が強くなるでしょう。そんな困惑・警戒心でさえも、脳に与える「新鮮な刺激」に変わりはないのです。

夏休みで海外旅行へ行かれた人も多いでしょう。1年間で約1700万人が海外旅行に出かけているそうです。とはいえ独身女性ならいざしらず一般には海外旅行など、気軽には行けません。まず、勤めを休まなくてはなりません。資金も必要です。多くの人にとっては、一生の間に何回行けるか、というものでしょう。

飛行機が苦手だったり、「枕が変わると眠れないから旅行が嫌い」という人もいるでしょう。
ならば、日本国内の、しかも近くに日帰りで出掛ける小旅行でもいいのです。


前回は、バランスのよい食物を摂るための指針として「マゴタチワヤサシイ」の9品目をご紹介しました。これはマメ、ゴマ、タマゴ、チチ(牛乳)、ワカメ、ヤサイ、サカナ、シイタケ、イモの9品の頭文字をとったものです。今回は、これらの食品を摂取した後の、効果についてお話しましょう。

・マメ……特に大豆に含まれるレシチンは認知症防止効果のあるアセチルコリンになる。
・ゴマ……脳細胞や身体の細胞の酸化を防ぐ抗酸化栄養素が豊富に含まれる。
・タマゴ……各種ビタミン、ミネラル、タンパク質がバランスよく含まれる完全栄養食品。
・チチ(牛乳)……乳製品にはタンパク質、カルシウム、ビタミンB2が豊富。
・ワカメ……海草にはカルシウムや鉄分などのミネラル類が含まれる。
・ヤサイ……特に緑黄色野菜には各種ビタミンが豊富。腸によい食物繊維も摂取できる。
・サカナ……イワシやサンマなどの青魚には神経細胞を活性化する脂質などが豊富。
・シイタケ……キノコ類にはビタミンB1やビタミンDがたっぷり含まれる。
・イモ……食物繊維やビタミンB、ビタミンCが豊富に含まれている。

これらの食材を使ってどんな料理をしましょうか。やっぱり和食、日本食が真っ先に頭に浮かびます。洋食では、魚ときのこのクリームシチューと、ワカメと豆のサラダ、プレーンオムレツの粉吹き芋添えなども、いいですね。でも、油を使うので、少し総カロリーが気になります。

やっぱり和食が一番ですかね。

最近、きちんとした食事をしていますか?コンビ二弁当、ファストフード……忙しさにかまけて、食事がおろそかになりがちになった現代人。ほとんどの日本人は、慢性的にビタミンやミネラルが不足気味です。また、喫煙や飲酒、ストレスなどにより、身体のビタミン類は失われてしまいます。ストレス解消のために喫煙や飲酒に走ってしまったとしたら、身体にとって悪循環です。

カルシウムやビタミンB群が不足すると、神経伝達物質が減少し、脳が正常に働かなくなります。逆に、過剰もよくありません。スナック菓子の食べ過ぎなどによるナトリウムの過剰摂取は、情緒不安の原因とされています。認知症も、こういった食事と、決して無関係ではありません。なんといってもバランスのよい食事が一番! です。そこで、「マゴタチワヤサシイ(孫たちは優しい)」の9品目を摂ることを習慣づけましょう。

「マゴタチワヤサシイ」とは、マメ、ゴマ、タマゴ、チチ(牛乳)、ワカメ、ヤサイ、サカナ、シイタケ、イモの9品の頭文字を取ったものです。毎回の食事で9品目すべてを食べることは難しいでしょうが、1品でも多くの食材を摂りたいものです。

例えば、ワカメと豆腐の入った味噌汁、大根や白菜の漬物、アジの干もの、ホウレンソウのゴマ和えで5品目。さらに肉じゃがと卵焼きを添え、コップ1杯の牛乳で仕上げれば完璧です。なんのことはない、日本人が昔から普通に食べていた家庭の食事で十分だったのです。