昨年3月に震度6強の地震があった長野県栄村で、村道に架かるコンクリート製の中条橋(長さ約95メートル)が崩落したことが30日、村への取材で分かった。橋は地震で一部損壊したため通行止めになっており、けが人はなかった。
同村によると、29日午後7時40分ごろ、住民がドーンという音を聞いた。30日朝に村職員が、中央部分から真っ二つに折れ、橋げたが川底に落ちているのを確認した。3メートルを超える積雪があり、雪の重みなどが原因とみられる。
近くに住む無職男性(75)は「金属がこすれるような音が聞こえた。気になって今朝見に行ったら、橋が完全に落ちていた」と話した。
中条橋は1963年に完成した。同村は29日、大雪による被害を未然に防ぐため豪雪対策本部を設置していた。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120130/dst12013014130005-n1.htm?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter&utm_campaign=news_bot_1どうやら橋が崩落したといっても不幸中の幸いといったところでしょうか。橋自体は以前から封鎖されていたために人的被害はなかったようです。
長野県は東日本大震災の直後に北部を震源とする最大震度6級の大地震に何度か見舞われていましたし、完成から50年近くも経っていたことで経年劣化も進んでいたのでしょう。
ほんとに人的被害がなくて幸いでした。
さて、そこで気になるのが、他にも日本には同様に壊れやすい状態になっている橋や道路、水道や電気などの各種インフラが非常に多いのではないかということ。
日本の橋や道路などは、1955年から1973年の高度経済成長期の期間に多くが建設されています。建設から50年以上が経過した橋は2011現在で全体の8パーセント程度ですが、2021年には全体の26パーセントと、なんと10年間でその数は三倍になり、実に日本の橋の4つに1つ以上が50年以上経過するといわれています。
今回崩落した長野県の中条橋もそんな風に高度経済成長期に建設された橋の一つ。
また崩落の原因(きっかけ)は地震による破損と積雪となっていますので、他にも同様に建設してから長い時間がたち、度重なる地震・積雪・風雨・寒暖の差(物体は温度によって体積も変わります。)・金属疲労といった経年劣化により、崩落しやすい状態になっている橋梁や道路が多数あると考えるのが普通ではないでしょうか。
また道路だけでなく水道や電線、ガス管といったライフラインも同様に老朽化が進んでおり、代替が急務であることもよく聞きます。
また実際には崩落や断裂は直近の危険性ではないにしろ、想定をはるかに超える東日本大震災によって、従来では安全性や耐震性に問題はないとされてきた施設でも、安全基準の強化や追加の安全対策に迫られ、補修・改修や新規建設が必要となっていることは、一連の原発騒動を見ればよくわかるかと思います。
このように老朽化が一気に進む日本の各種インフラ。このまま放っておけばそう遠くないうちに生活や経済活動に極めて大きな支障が出ることは火を見るより明らか。
ここは震災からの復興も合わせて早いところ公共事業によるインフラの整備を進めてほしいところです。
また老朽化したインフラの更新以外にも、公共事業には雇用を作り、市場に金を回して消費活動を促進する働きがありますので、震災前から就職超氷河期だのデフレ不況だの言われていたのですからますます公共事業の緊急性は高まっているといえます。
今の民主党政権はもともと「コンクリートから人へ」なんて言って公共事業費を削減することを公約に政権をとっていますし、中には下らない事業仕分けで災害対策費をじゃんじゃか削ってドヤ顔してた人もいた気がしますが、彼らの言うところの「コンクリート」が、1000年に一度といわれる東日本大震災においては文字通り人の命を繋ぐライフラインとして大きな役割を果たしたことは疑う余地がないのではないでしょうか。
いい加減自民党時代の政策だから、プライドやメンツが、土建屋の利権がなんてガキみたいな理由はやめてほしいものです。また有権者も公共事業=悪という認識は撤回すべきではないでしょうか。
彼ら国会議員を選んだのは私たち国民であるとはいえ、いやだからこそ、彼らが何もしないことや状況を悪化させることの付けを払うのは国民一人ひとりなのですから。
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