今回、ユーザー車検を受けて分かった、車両整備で指摘を受けそうな点。
そのた、車検を受けるうえで気を付ける点などを次回のためにメモしておく。
ここのサイトから、関係するものは全部まかなえる。
必要書類や予約もここから。
<検査を受ける準備>
〇車両点検と補修
整備記録簿の項目にある事は点検、調整など出来る事が前提になります。
当たり前だが、目につくオイル漏れ、排気漏れなどの「漏れ系」はアウト。
エンジンオイル他、ミッション、ブレーキ、クーラント、ウォッシャー液、マフラーからの排気漏れなど、「漏れ」は全アウトと考えるべし。
当然、ドライブシャフトなど、ゴムパーツが破れている、マフラーに穴なども絶対に無理。
ワイパーゴムが切れているのも要交換。
ウォッシャー液が出ない、という事もあり得るが液の補充、モーターの故障など無い事。
スピードメーター内のチェックランプが全点灯すること。
ウインカー左右・ハザード左右同時
ライト点灯・ハイ点灯表示
シートベルト・・・等
全部が点灯し、「消灯」する事。消えないのはなんかのエラー。
当然、ライト類も全点灯、全消灯する事。
普段走ってる時、ハンドルをカクカク動かした時などに、なにか変な手ごたえがある、ゴリゴリ・コンコンと異音がなる、真っ直ぐ走らないなども問題外。
ライトが何か暗い、ライトユニットが黄色く黄ばんでいるなども、ライト検査で落ちる可能性大。
サスペンションが異常にヘタっているなどで光軸がずれる。
ベルトが鳴く、ブレーキの利きが甘いなどもダメ。
排気ガス検査があるので、普段、なんか匂うなぁと思ったらたぶんダメ。何とかする方法があるので試してくること。
とにかく、感覚的におかしいなと思うのは全てダメだと思う事。
固く言えば、「新車状態をいかに保っているか」という事を念頭において点検すれば
合格しやすいでしょう。
この感覚が解らない人、解っても改善する手立てがない人は素直にショップに任せましょう。
〇書類の準備
納税証明など書類系の準備も丁寧にしておく。
・車検が合格したとして、次の車検日を超える自賠責保険の加入証(車検場内で加入もできる。)
・現在有効な自賠責証明書
・市町村の納税証明書
・車両点検記録簿
・車検証
・重量税納付書(車検場でももらえる)
・軽専用2号様式(継続検査申請書)(車検場でももらえる)
・お金(今回は10400円)
〇検査の予約
予約サイトがあるので、先だって予約の事。
検査場で部品交換などが必要な不合格の場合、当日中に修繕が無理な場合がある。
車検最終日ギリギリは期限に間に合わない事があるので、車検終了日の2週間前あたりで予約しとくと無難。(そのつもりで点検する事)
光軸やスリップ不備、タイヤの溝など、軽微な調整ミスなら当日中に修正可能であることもある。
その際は、午前中に予約しておけば、修正してもう一度ラインに入りなおすことも出来るので、「車検期間の中盤までの、午前中」に予約をすることがいいでしょう。
<検査場についたら>
検査場についたら事務所があり、左右に分かれてる。
ユーザー車検の人は入り口に向かって右5番に進むように案内がある。
5番窓口で書類の点検を受ける。
・車検が合格したとして、次の車検日を超える自賠責保険の加入証(車検場内で加入できる。)
・現在有効な自賠責証明書
・市町村の納税証明書
・車両点検記録簿
・車検証
・重量税納付書(車検場でももらえる)
・軽専用2号様式(継続検査申請書)(車検場でももらえる)
車検場でもらえる書類
・検査証
書類がそろったら、建物左側の6番に行って、検査料(2,200円)と重量税(今回8200円)を納めてから、検査ラインに向かう。
検査ラインも1番と2番があり、5番窓口で入り口を指示されるので間違わない事。
<検査ラインで>
指示されたラインに進む前に、
注意書きを書いた作業書を貸し出ししてくれるので、よく読む。
検査ラインには、横に見学場所があるので、「先に十分に見学して」流れをつかむこと。
見学も終わり理解したら、指示されたラインに自分の車を進入させる。
ダッシュボード上に作業書を乗せて置く。
深呼吸して、十分に落ち着いて臨むこと!
検査員さんが丁寧に教えてくれるが、「流れ作業」なので後続の方の邪魔にならないように。
当たり前だが、絶対に指示には従う事。
また、車両のエンジン音などで、指示の声が聞こえない事もあるので、少しでも雑音は軽減するためにラジオは切る。
窓は、運転席と助手席は全開がいいでしょう。
聞こえなかった際には、「すいません、もう一回お願いします」とはっきり聴く事。
進路方向全面上部に検査表示の掲示板、スピードメーターに乗るためのミラーがあるので、よく見ること。
〇検査場で指摘を受けた点。
①フロントガラス面には・・
・・吸着型スマホホルダーを設置しない。
・・左上あたりに貼られているディーラーなどが貼り付ける、年度期限が過ぎた年次点検用ステッカーは剥がす。古いのは剥がしとけって事。
②ホイールカバーが付いている車は取り外しておく。
③検査ラインでは、進行用に白いラインがある。右の白線に沿ってゆっくり進む。
こんな感じだった。
実質、検査会場についてから終わるまで30分位だった。
当たり前ですが、事前に車両点検・整備がしっかりしてたら何ら問題ない。
まあ、この作業が大変なんだけどね。
普段、点検修理などをどこかのショップで受けているなら、車検そのものは自分でも出来る。
正直、ショップに頼むと、検査代行料がけっこうするので、自分で検査を受けたら、お昼ご飯は豪勢に食べてもいいでしょう。
そんな感じで、簡単でした!