メダカの水槽を4つ掃除しました。
完全リセット清掃です。
水だけの入れ替えではなく、中の土もバケツにひっくり返して洗う。
これを4つ・・・足腰がガクガクしますわ・・・
完全リセットは結構手間がかかる。
中身を全部洗いますからね。
水槽にはメダカとカワニナの2種類ですが、生き物ですから他の容器に入れ替えて掃除します。
このとき、メダカが逃げ回るのを捕まえるのに手間がかかる。
普段、水槽に手を入れても逃げないくらいにはなれているので、捕まる個体がほとんどなんですが、1~2匹が気が小さくて、不穏な空気を感じるとめちゃんこ逃げる。
こいつを捕まえないと、リセットできません。
徐々に水を減らしながら追い詰めて捕まえるのですが、これがなかなか大変です。
それに、1つの水槽で30Lくらいは水が入ってますから水を捨てるのもなかなか場所を選ぶ。
バケツに汲み取っては花壇に運んでぶっかける。
たったりしゃがんだり、10Lバケツの水を運んで、一か所に流さないように広くぶちまける。
一か所に流すと、そこだけ水圧で掘れてしまう。
10kg近いバケツをバシャッと広く広がるように振りぬくのも結構力がいるもんですねー。
それを10回とか・・・腕がしんどい。
まあ、栄養素が多い水なので花も草も元気に育つと思います。
水中に沈めている、水草を植えてる土もバケツに移して洗う。
草も成長がいいのをほかの水槽から持ってきて植え替える。
3年くらい前に、スーパーで買ったシジミを淡水で飼えるか?と思って入れてたんだけど、そのうち1つが元気に馴染んでた。
最後に生存を確認したのが昨年の秋口だったかな。
もうさすがに死んじゃったかなーと思ってたんですが、今日確認したらまだ生きてた!
もう3年も経つんだが、ちょっと大きくなってる気がする。よく、冬の寒さとかを耐えたなって感心。
元々がスーパーに並んでたみそ汁の具になるシジミなんだけど、30個中の1つが生き延びてるってすごいわ。しかもメダカ水槽の完全淡水で、夏の熱さや冬の寒さは厳しいはずなのに。
一気に段取りよく清掃をしていったので、4つで2時間半くらいだったかな。
かなりいいペースでリセットできたと思う。
立ったり座ったり、水を勢いよく捨てたり。思ったより重労働だったので疲れました。
でもまだ20Lくらいのツボが3つ、30L発砲が1つ残ってる・・
これもやらないと・・・腰が・・
生き物を飼う時って、大きさによって感覚が違うかな?
比較的大きな、犬猫のような哺乳類は死ぬ感じがあまりしない。
生き物だから何時かは死ぬけど、今日ではないよって感じがあると思う。
メダカはそうじゃない。
結構死にやすい。
油断したら一晩で水槽が全滅する。朝起きて7匹死んでたってのもある。
農薬や薬剤が入ると、30分もあれば全滅する。それくらい簡単に死ぬ。
昨年も600位は孵化したかな?
でも大きくなって今元気なのは100位かな。
生物が成長するには環境が大事なんだけ、私が用意できる生活環境が悪いんだろう。
言い訳するけど、本気でスペース的に確保が出来ない。
そのせいで過密で、いつの間にか死んでるって事が多い。
一匹は小さいけど、数が増えると滅茶苦茶大変。水槽は発砲でいいけど、スペースが絶対に必要なんですか、その確保がかなり難しい。
メダカの飼育初期の頃は1匹を死なせない努力をしていた。
勉強もして、病気になったメダカも数匹は回復させたりもしたが、数が増えるとどうしてもそうはいかんし、そんなに気を使うのも大変だった。
数が増えるほど、1匹に対しての命の尊厳は薄くなってしまった気もする。
こういうのって人間同士にも当てはまるかもしれない。
数が多いほど、1人に対する命の尊厳的な感覚は薄く軽くなる傾向にあるような感覚になる時もある。
それでは良くないんじゃないかって思うよ。
今日私は、メダカのような小さく大量にある命に対して、尊厳が軽くなってきている事に気が付き、ちょっとショックを受けている。
あれほど大事にしていたのに、この変わり様。
独裁国家のトップから見た国民って、俺が見るメダカのような感覚なんだろうか・・。もしそうなら恐ろしい話や。
前々から感じていたことではあるが、今日は特に強く感じた。
過去に飼育した猫や犬も含めて、今はメダカ達に命に向き合う勉強をさせてもらっている。
こういうことが子供の頃にちゃんと勉強したかった・・・。
じゃ、また!