例えば、電車でグループで話している生徒たちがいたとしよう
それらの場面を目撃して、
注意、もしくは指導をしなければならない
そんなとき、
「おい、電車の中やぞ。マナー良く静かにしなさい」
これで伝わるだろうか
おそらく、それで伝わるとしたら
皆静かになってるはず
実際は、そうならない
「先生、マナーって何ですか？」
まずはそこから突っ込んでくるような生徒もいる
まさにこちらを試してきてる
「いや、それがルールやから」
「周りに迷惑かかるようなことをするな」
そんな表面的に伝えたとしても
それは伝わらない
えげつなく怖くいったら
多分、嫌われる、、、というか
そんな怖い雰囲気出せへん
でもそういった問題に対して
こうやって、ブログで考えないといけないのは
自分がそのことについて今まで本気で考えていなかったからだ
世間の常識を深く考えていなかったからだ
生徒にマウントを取られて舐められる
それは普段から本気で考えていないことを突かれた時
なら、いっそのことここで考えてみてはどうだろう？
電車で騒いだらいけない理由
・そもそも電車の中では静かにすることがルールだから
・君たちは学校の制服を着ていて、常に見られている側だから
・コロナ禍というご時世の中で黙ることは最低限のマナーだから
こういった具合に理由を並べると、おそらく
「他の人たちも話してますよ」
「何で僕たち・私たちだけ？」
「迷惑がかからない程度のボリュームで話してます」
そういった反論がやってくるだろう
そんな反論に対して、どんな言葉を投げかけられるだろう
・そいつらもルールを破っている。そして、そのレベルの奴らに合わせて行動してたら自分らもずっとレベル低いままやで
・そこでいち早く己の行動を律することが誠実さやで
・まずは原則としてルールを破っている。その中で自分らだけ楽をしたい、楽しみたいから、何か言い訳を探して特例を作ろうとしている。でもそれは、そのルールの意味を完全い理解、納得してなくても学校のためと実践してくれてる他の生徒たちに対して裏切ってる行為であるし、自分らだけ許した結果、その影響を周りに与えて「これくらいやったら良いやろ」という風潮が生まれる。実際、テスト前も周りで遊んでるやつらがいるから、「自分らもこれくらいで良いやろ」と周りに流されてでしか行動できない人間になる。そんなやつがこれから良い大学行けるか？自分を律して、管理して、責任ある行動ができてるか？おそらく何かうまくいかないことがあったときも「あいつのせい」「システムのせい」と変わらないことに対して文句だけ言って結局自分は何も変わらない。全体でのルールをきちんと守れてない生徒の未来は決まってる。自分に都合のいい条件や言い訳を並べて、自分で考えて行動できないやつになるんだ。そんな大学生になりたいか？そんな大人になりたいか？なりたくないんやったら、今ここでルールの本質がわからんかったとしても、まず原則は守り通そうや。まず当たり前のことを当たり前のようにできるようになろうや。当たり前のことを当たり前のようにすることは、自分を信じて行動して、考えて責任をとることができる一歩目。守るべきルールは守ろう。
あれれ、なんか急に言葉が出てきた、、、自分どした
今回、書いてみて気付いた
本気になって、考えれば、自分なりの言葉はどこかのタイミングで出てくる
上記に書いたことは、自分が心の底から考えていることだと思うし、
もし、一個一個のルールが守れてない生徒がいた場合に、
自分から出てくる言葉として伝えることができると思う
先輩先生からもしばしば言われる
いつも何を考えながら授業をして
何を考えながら指導をしているのか？
自分らだけいいやろ
のその考えの先にどんな未来が待っているのか？
他もやってるからいいやん
のその考えの先にどんな結末が待っているのか？
それらを一つ一つきちんと言葉で丁寧に、
伝え、それが心の底から出てくる言葉だからこそ
生徒たちはちゃんと聞いてくれるのだと思う
改めて次のブログで書いてみよう
「自分らだけやったらいいやん」
「他の人たちもやってるからいいやん」
その考えの先に待っているものとは？
