相変わらずNetflixで、映画三昧しています。


あまり…というか、ほとんど知られていないような映画は

失礼ながら

「なんで作ったん?!」

と思ってしまうものから


胸にグサグサーっとくる私的に隠れた名作まで色々です。

中でも、私がすごく感動し監督兼主演俳優のファンになったのが


太陽に灼かれて







1994年のロシアとフランス合作映画です。

隠れた…とか言ったけど

アカデミー賞外国語賞と

カンヌ映画祭の最高賞とってました



こちらはね、とにかく

映像と音楽が美しい!!


スターリン政権下のロシアが舞台なのですが

ロシア革命の英雄コトフとその美しい妻マルーシャ、可愛い一人娘のナージャと、親戚が美しい避暑地の別荘で幸せに休暇を過ごしているところへ
突然現れた妻の元恋人…
不穏な空気…
そして衝撃のラスト。


もー、最高ですやん←感極まり関西弁


とにかく、映像が美しいんです


そして、


コトフと娘ナージャの愛溢れる演技がすごくて

この子、役とはいえ小さいのに、
こんな髭もじゃらのおじさんにひっついてチューして偉いなぁ…

と感心していましたが


ほんまの親子でした


もー、ほんまに、こっちが照れるくらいの
親子ラブラブシーンがまた心を和ませるんです


さーらーに


こちらの映画、なんと三部作でして







こちらが二作目。

対ドイツとの戦争に翻弄される成長したナージャと、
てっきりスターリンに処刑されたと思ってたけど、さすが元軍の偉いさんコトフ父さん。
その強運と類稀なる戦闘力で、修羅場をかいくぐり生き残ってるのです。


二作目は、ほぼ戦争シーンで、暴力シーンが苦手な私には辛かったです。

コトフ役のニキータ監督、

ほんま撮り方上手くて上手くて

ただの戦いシーンじゃなく、心にズキッとくる小技だしてくるんです

堪忍してよーと思いながらも迎えたラスト…


はー、参った参った


監督、白旗あげます!パタパタ←旗振る音



戦争の残酷さをこれでもかと見せられ
(単純に血ぶっしゃ〜とかでもなく、心理的にね)

最後これですか!


ナージャ、すごくいい事したと思う。

あの少年兵の最後の表情が表してるとおもいました。


さて、さらにっ






これが最後。

ナージャとコトフ父さん、再会できるかなっ

ワクワク


こちらでも戦争シーン多いですが、

ドイツ軍の飛行機からドンドコ攻撃されてる中での出産シーンなど

ちょっとホッとするシーンもあり、


監督やっぱり、やるやーんと上から目線で褒めちゃう。


コトフ父さんもなんやかんやで

一旦帰れるんですが…

またまたこれも戦争の爪痕ですね

残酷な現実が待っているのです。

が、我らがコトフ大佐はメゲない!


そこから、感動のラストまで一気です。



はー、めっちゃ好きです。

二作目は怖いからもう観ないけど

一作目は何回も観てしまう。


せやせど、理解能力乏しいのか

謎もたくさんあるのです。

でも、映画の情報量少な過ぎて謎が解けないし

調べていると、私より盛大に勘違いしたままの方もいました

三部作って知らないで二作目だけ観て

コトフの悪夢のシーンを現実に起こったと思ってる方とか…

あーん、勿体ない!


あと、ニキータ監督に出会ったら聞きたいこと!

なんで、妻のマルーシャ役を二作目から変えたんだろ!
絶対一作目の素朴なマルーシャ役の女優さんのが良かった!
いきなり顔変わってるからびっくりした。



この映画について語り合いたい


最後に


スターリンって


悪いやっちゃなぁ