結婚してからも
ずっーっと東京住まいだった幸惠さん。
子どもは出来なかったけれども
幸せだったんだと。
イヤな思い出が無いくらいに
ダンナは優しかった。
でも。たったひとつだけ
今でも胸がチクッとする
イヤな?思い出のことを
話してくれた。
ひと目惚れされたダンナから
プレゼントされたのは
小さな居抜きのカフェ。
結婚してから最大級の贈り物
だったみたい🎁
でもなぜか。
カフェをやりたいとは言ったけれども
よくよく見たらば、沖縄の物件。
不思議に思って聞いてみた。
ダンナは優しく微笑んで
なぜか妙にプレゼントしたくなって
と、曖昧に答えたあと。
満足そうにソファに横たわり
眠かったのか
目を閉じてしまう。
まる半日眠っているダンナを
いい加減起こそうと思って
そばに近づいて驚いた。
息をしていない。
不審死として
警察が入ったけれど
単なる病死だった。
あまりの突然な出来事に
葬式なんか忘れて
ベッドに横たわるダンナの前で
呆然自失のまま、一日中座っていた。
微笑んでいる死に顔は
もう2度と目を開けることは
無いんだ、と分かっていても
もしかしたら、と思って。
すると。
目の前にあらわれた
ダンナさんが言う。
君の故郷の沖縄へ帰りなさい
幸惠は幸惠の人生を生きてほしい。
今までありがとう
僕はとっても幸せだったよ。
そう言うと
もう1人のダンナがあらわれ
すっと消えて行った。
あゝ、ダンナのふたごのお兄ちゃんだ
と感じたらしい。
ずっーっと
心の片隅にあったのは
沖縄へ帰りたい
という思い。
あの人は
分かっていたのかと
一晩中泣いた。
子どもが出来ないのを
自分が風俗で働いていたから
と、幸惠さんが言ったとき。
僕は幸惠といっしょに
いるだけで幸せなんだよ。
だから幸惠は、僕より先に
逝っちゃダメだよ。
そう言っていた
ダンナの優しかった顔。
幸せだけしかなかった生活は
15年で終わった。
ルミ子姉さんの
ひとまわり下の妹分
幸惠( さちえ )さんは
沖縄ナマリがまったくないし
長い黒髪を三つ編みにした
明るい小柄な美人。
で、タコライス嫌いな私に
親子丼を作ってくれた。
Why?なぜゆえに親子丼なんだ?
しかも、大嫌いな三つ葉無しは
私にはちょうどいい。
雨で客足が切れたから
3人で話しをすることになった。
私はスプーンで親子丼食べながら💧
でも、ふわふわトロトロで美味し😋
半熟卵のトロトロ親子丼は
亡くなったダンナさんの
大好物だったらしい。
幸惠さんは
15歳から8年間
トルコ風呂で働いていた。
分からないよねぇ
ソープランドのことよ。
昔は、トルコ風呂とかトルコ嬢という
呼び方だったんだよ。
年齢的に
もちろん違法だったけれど
幸惠さんの固い決意と事情を聞いた
苦労人の雇い主は、全部を呑み込んで
何も言わずに雇い入れてくれた。
沖縄生まれなのに
新宿の風俗に身を沈めたのは
父親の作った借金を
払うため。
シングルマザーだった
幸惠さんの実母は
出産時に脳出血のため亡くなった。
でも、実母の姉さんが赤ん坊を引き取って
妹が残していた名前そのままに
愛情込めて育ててくれた。
年の離れた5人の兄や姉たちが
末っ子の幸惠さんを可愛がってくれて
皆んなと幸せに暮らしていた。
やがて小学生の頃になると
それぞれが、希望の大阪や東京へ
就職が決まり巣立って行った。
広い家は寂しくなったけれど
やがて、新規の会社から
不渡り手形を掴まされた父親は
いっきに借金苦に陥ってしまう。
15歳になった幸惠さんは
恩返しをする時が来た
と、腹を括った。
兄や姉たちに
迷惑なんかかけたくない。
だから私が返してやる、と
晴明 ( シーミー )の集まりの時に
内地から帰省した親戚から聞いていた
風俗店を営む男を紹介してもらう。
養い親が知った時には
すでに幸惠さんは
わずかな身の回りのものと
自分の貯金箱を持ち
東京行きの船に乗っていた。
15歳の幸惠さんは
男性経験なんかなかった。
けれども、不思議に怖くは無かった。
すべてを聞いていた経営者は
寮を借りてくれていて
ある客を紹介してくれた。
羽振りのいい実業家は
幸惠さんの初めての男性。
でも、父親のように優しくて
いろいろなことを教えてくれた。
いいか、どうせやるなら
ナンバーワンになれ。
実業家の強い言葉に
幸惠さんにスイッチが入った。
とにかく稼いで稼いで
1年後に店1番の人気者になり
毎月まとまった金を父親へ送れるようになる。
実業家は毎月1回来ては
幸惠さんを慈しむように抱いて
頑張りなさい、と
過分なチップを渡してくれた。
仲良くなったソープ嬢たちから
独身の経営者の男性は
不幸な事故により
奥さんと娘2人を亡くしている
と聞いた。
だから
雇い入れたソープ嬢を
大切にしてくれるんだ
と、腑に落ちた。
毎週、焼き肉をご馳走してくれ
悩みがあれば相談に乗り
好きな男が出来たら連れて来い
とまで言ってくれた。
自分は、お前たちの父親代わり
なんだから、と。
ある客が来た時に
不思議なことが起きた。
3回目の指名は
長い付き合いになるという
幸惠さんなりのジンクスがある。
でも。
この客とは
今日で最後だろうから
精一杯頑張ります、と
心の中で思った。
服を脱いでいても
まったく同じ人間が
2人重なっているように動いて
まるで写真のブレみたいに見える。
もともと霊感が強い幸惠さんは
不思議なモノは
しょっちゅう見えていた。
でも、仕事だから
と、割り切ってきた。
ところが。
あなた見えてるの?
と、終わった後に聞かれた。
客の男性は優しかったし
幸惠さんを見る目も
優しかった。
見えたことを正直に話すと
ハラハラと涙を流した客は
まだ上がっていないんだね
と、悔しそうに言う。
で、幸惠さんは
ついつい沖縄のユタのことを
話してしまう。
で、翌月
1週間の休みをもらい
客といっしょに沖縄へ飛び
ユタに見てもらう。
その客はバッグを持ってくれたり
タクシーにも先に乗せてくれたり
とにかく幸惠さんに優しい上に
飛行機の中で妙に話しがはずんでしまう。
お別れするのだから
本気になってはいけない
と、幸惠さんは
ある意味で頑張っていた。
養い親に挨拶し
仏壇に手を合わせてから
今回の事情を説明した。
母から紹介されたユタは
はっきりと言ってきた。
どうやら、出産の時に亡くなった
ふたごの兄さんが、幸惠さんのことで
どうしても話がしたいらしい。
いっしょに来た女性と
結婚しなさい
と、ふたごの兄さんが
言っているという。
ユタは見えないナニカに向かって
うんうんとうなずいてから
貴女にひと目惚れしたのには
理由があるのよ。
あなたたち、夫婦になりなさい。
前世からの夫婦なんだから。
と、ユタからの
まさかのひと言がキッカケになり
ひと目惚れです、とまさかの告白をされ
いきなりプロポーズされた幸惠さんは
二つ返事で結婚してしまった。
奇しくも、前月に
親の借金は払い終わっていたし
貯金もたくさんあったから
やめようと考えていた矢先のこと。
離れ離れになってしまうから
亡くなった ふたごのお兄ちゃんが
焦って現れたみたいよ。
結婚式には
なんとなんと風俗店の経営者と
実業家の男を呼んだ幸惠さん。
変に隠すよりも
恩人として感謝していたらしい。
15歳の自分にとって
養ってくれた親以外の恩人と言えば
この2人だったんだと。
原田龍二のYouTubeチャンネル
「 ニンゲンTV 」一行⤴️
2年前の沖縄ロケでは
かなり荒れたらしく
原田龍二への誹謗中傷コメントが
何百と見られた。
そうねぇ、分からないでもない。
同行した、ノロ末吉さんや
降魔師の阿部吉宏さんの制止も聞かず
危ない心霊スポットに侵入して
取り憑かれた原田龍二。
なんで、末吉さんや阿部さんの
指示を無視するのですか?
お2人は自分の命を削って
守ってくださっているのに!
という、至極ごもっともな
超大型台風に見舞われた。
前回の沖縄ロケで
3人でコックリさんやってたけれど
ピクリとも動かなかったな。
俳優の原田龍二
降魔師の阿部吉宏
ノロの末吉さん。
なんだか
不思議な組み合わせだけど
そこへノコノコとやって来る霊は
いないだろうなぁ。
だけど。
末吉さんも阿部吉宏さんも
何も言わないけれど
たぶん🤔分かっているんだよね。
原田龍二の性格ってヤツを。
シロウトのYouTuberじゃないの。
プロのディレクターや霊能者を5人も率いて
何も撮れない、というのは
そこはやっぱさ、人間だからさ。
それなりに金かけているから
欲もあるし、褒められたいしで
だから、無理しちゃうの。
で、思いもよらぬ
土砂降りの雨に降られた原田龍二は
チャンネルを1年くらい休止しようかと
ずいぶんと悩んだみたいだけど
1か月で復活。
そこんとこ🫵すごいわ。
全天候型タイプだわ。
でもさ、言いたい人には
言わせておけばいい。
前進あるのみさ。
アレコレ言う人は、いる。
そんなに言うなら
他のYouTubeを見れば
いいじゃない?
あっ🤭
私もアレコレ言うわ😅
都合良く忘れるプロだからね。
そう悪霊タイプよ。
タタルわよ〜🌀
原田龍二を
スーパーポジティブと言う
降魔師の阿部吉宏さん↗️
そんな阿部さんも
横断歩道を渡っていた時に
突っ込んできた車により
一時期辛い車椅子生活になった時に
死のうと思ったらしい。
自分も、何やってもダメだった
と、辛かった人生だったからこそ
自死された霊たちに
寄り添ってくださるのよ。
なんというか。
無理矢理浄化させるのではなく
ちゃんと話しを聞いて寄り添い
成仏させている。
ソコんとこ、ただの霊能者じゃなくて
ひとりの人間としてのチカラがある。
だから、そりゃファン爆増するわな。
男が惚れる男というか。
YouTubeの炎上🔥と
そのこと以外の人生のいろいろ含めて
乗り越えて行きますね、荒波を
と言う、相棒の阿部吉宏さん↗️へ
原田龍二は答えるのよ↖️
荒波しか乗り越えてきていないから🌊
漫才みたいだけど
実に、実に奥深い会話だ。
たまには原田龍二も
いいことを言う。
人生の荒波を乗り越えてきた
2人だからこその言葉の奥に
隠された深みがある会話
なんだろうなぁ。
なんかね。
夭逝した坂口安吾の
小説の一節を
彷彿とさせるのよ。
「 俺の行く道は
いつも茨 ( いばら ) だ
茨だけど 愉快なんだ
茨より 他のものを
俺には想像が出来なかったから 」
今、辛い人も
笑って言える時が来るよ。
あかちち でーびる❗️
そう、坂本龍馬のように⁉️
日本の夜明け、より
自分の夜明け。
それが一番よ🌅






