TVアニメ【リコリス・リコイル】
略して【リコリコ】

終わっちゃいましたね~(ToT)



ちょっとロス気味なおじさんです。。。


おじさん、アニメはちょくちょく観るんですけれども、あまりグッズを集めたりとかはしないタイプなのよね。


だから、このアニメ面白い!ってなっても、
特にBlu-ray買ったり、グッズを集めようとか、
小説や雑誌を買うなんてことはほとんどしないのよ。


唯一、
【結城友奈は勇者である】


【ヴァイオレット・エヴァーガーデン】

はハマって、小説やら背景画集やら劇場版のBlu-rayを買ったぐらいかな?



この【リコリコ】では、、、。


小説と雑誌

あと、Blu-rayを全巻セットで買いました。

それぐらいハマりましたね。えぇ。。。






じゃあ、その【リコリコ】のどんなところがよかったのか?



それをアニメ評論家でも何でもない、ただのおじさんが、ひとり熱く勝手に語っていこうと思いますグッド!(笑)







ワタクシが、【リコリコ】を全話観てよかったところ!

それは、大きく分けて5つあります!


それは、こちら♪



①キャラデザの可愛いさとキャラの魅力

②ストーリーの構成と演出

③銃や動きのこだわり

④人間関係や心の変化

⑤声優さんの演技力



この5つでお送りしま~す!










①キャラデザの可愛いさとキャラの魅力



まず、キャラクターのデザインが良いんですよ!








いや、キャラデザが良いアニメなんていっぱいあるんだけどね。


それでも、やっぱりキャラクターの可愛らしさっていうのは大切なのですよ。


キャラクターっていうのは、
看板であり、アニメの顔ですから。


その第一印象が良くなければ、どれだけストーリーがスゴく凝って作られていたとしても、やっぱり観てもらえないんですよ。



おじさん、【まどマギ】をリアルタイムで観てなかったんですよ。


第一印象である絵が何か微妙だと当時は思ったし、

魔法少女モノってプリキュアみたいなもんなんじゃないの?

という印象がイマイチだったっていう理由があって観ていませんでした。。。


そして、放送が終わり数年が経過し、

何かまどマギって、よう分からんけど話題になったらしいから観てみるか~。

っていう軽いノリで観て、

もっと早く観とけばよかった~(ToT)

と後悔した思い出があります。



【メイドインアビス】も同じような理由で観てなかったんですが、最近観て以下同文(笑)



だから、キャラクターのデザインが万人受けする可愛いらしい感じにすることで、そういう危機を回避出来るのですよ!


とりあえず、1話観てみよか~!


ってなる。


キャラデザの印象が微妙だと、
1話すら観ようとはなりませんからね。


なので、まずキャラクターの可愛いらしさが良きでした!






そして、キャラクターの魅力ですよ。

いつも元気いっぱいの『千束(ちさと)』





クールビューティーの『たきな』






この二人は、全く真逆のタイプの二人ですが、
それが対比となって上手くバランスがとれているんですよ。



そして、性格も良くてね~( ´∀`)


『千束』は、気遣いは出来ないけれど、
スゴく相手の気持ちに寄り添える子なんですよね。


そういうところが魅力的で『千束』の良さでもある。



『たきな』は、最初あまり表情の変化がなかったから、

この子はロボットみたいだな。。。

っていうイメージだったのが、
『千束』と出会うことで、どんどん表情が豊かになって来るんですよね。


そこがね~良いんですよ!


この子、笑うとめっちゃかわいい!


最終回前になると、自分を変えるキッカケとなった『千束』のために『狂犬』と化して、絶対〇すマンになる『たきな』もよかったですね(笑)


第1話の印象から、回を追うごとにどんどん表情豊かになってね。


あまり感情を出さないロボットみたいな状態から、千束の影響で表情豊かに、人間らしくなっていく『たきな』の変化っていうところもこの作品の魅力の1つだと思いますね!



それと、この二人以外にも魅力的なキャラクターがいっぱいいるんですよね!



特に敵キャラでもある『真島さーん』

『真島さん』がなぜ"さん"付けなのか?は、観てもらえると分かると思います(笑)


『真島さん』は、敵なんですけど魅力のあるキャラクターなんですよね。



敵キャラのイメージって、理不尽で、自分の利益ばかりを求めて、暴れまくる!みたいなイメージがあるし、、、。

実際そういうキャラクターも多いと思う。



だけど、『真島さん』はね。

仲間想いなところがあったり、

テロは起こすけど、そこには彼なりの正義があったり、

結構、正論を言ってることが多々あったりしてね。。。


何だろう。。。
千束VS真島さんの勝負は、
やっぱり千束を応援しちゃうけどさ。。。


あの世界の在り方っていうのかな?みたいなのは、

DAの考える在り方よりも

真島さんの考える在り方の方が
正しいんじゃないか?と僕は思うからこそ、
何かモヤモヤしちゃうのよね。


どっち応援したらええねん!


みたいな?(笑)


『真島さん』は、敵だけど嫌いになれない。



だから、こんな世の中間違ってる!ってなって、

DAがターンエーのヒゲみたいなおっさんに反逆起こして、

リコリスvsリリベルとかになって、『真島さん』も『ちさたき』と共闘して世の中を変える!


みたいな展開も面白そうだなぁ~って妄想したりもしてるので、製作陣の方、続編を楽しみにお待ちしておりますぞ!(笑)









②ストーリーの構成と演出



ストーリーは、8話までは1話完結のストーリー構成となっていて、次のお話は1ヵ月後の話、つまり1話で1ヵ月スパンのお話になっているので、非常に観やすく、分かりやすい。



そして、9話から最終話の13話までは、、、。


「えっ!?ここで終わり!?」

「これ、次どうなんの!?」

「バチクソ気になって、夜しか寝れねぇ~じゃねぇかー!!」


っていう話の展開のピークになったところでエンディングが流れるみたいな構成。


いわゆる、『いいところで終わる展開』になっていて、


ストーリーの展開とか構成がスゴく上手いなぁ~って観てて思いました。(どこから目線?w)



この構成は、オリジナルアニメだからこそ生きて来るものだと思うし、

原作があるアニメだと、『いいところで終わる展開』をしたとしても、原作を読んでいたら次の展開が分かってしまうので、オリジナルに比べると盛り上がりには欠けてしまう。。。


とはいえ、原作が売れていてのアニメ化だとアニメもある程度売れる見込みは立てられる。

逆にオリジナルアニメは売れる見込みは立てられない。ある意味博打ですわね~。



覇権アニメとなるか爆死アニメとなるかは、分からないからね。


だから、キャラクターの可愛いさは重要だけど、キャラの可愛いアニメなんて腐るほどある訳で。。。


だから、ストーリーの構成や演出が一番重要だと僕は思ってます。



女性で例えるなら、、、。

キャラクターのデザインはルックスで、

構成や演出などは、性格みたいな感じかな?



あと、1回目観た時と2回目観た時とで見方が変わるような演出がされているのもおじさん的にポイント高いね( *´艸`)



そして、1話から8話まで1話1ヵ月になっていることで、『たきな』の変化が見られるところも良いんですよね!


『千束』に影響されて、1ヵ月ごとに経過を見て、どんどん『たきな』が魅力的に見えて来る。


そんな構成になっていた。


製作者の方が、それを意図としてそういう構成にしたのかは知らないけどね(笑)



だけど、この『1話1ヵ月スパン』と後半の『いいところで終わる展開』の構成は、少なくとも僕の中では待ち遠しくなるほど魅力を感じることができた作品なのであった。









③銃や動きのこだわり



おじさんは、銃のこととか詳しくないし、

銃の構え方なんかも全然知らん(笑)



ただ、YouTubeで元陸自?の人とか銃の扱いに慣れている人が『リコリコ』を取り上げていて、いわく動きが実践的で細かく作られているらしい。。。


まず、C.A.Rシステムと言われる構え方があって、近距離に相手がいる時に使うものらしい。。。(知らんけどw)


それが『リコリコ』にも使われていて、相手の距離によって構え方を変えられていた。


あと、銃の構造も細かく描かれていたと思われる!(知らんけどw)


あと、『千束』『たきな』の使っている銃が違っていて、使っている弾も違う。


『たきな』が使う銃の弾は、9ミリパラベラム。

『千束』が使う銃の弾は、45ACPのゴム弾らしい。。。


口径は、『千束』の方が大きく、ゴム弾を使っているから威力のある弾を使っているのかな?って思ってるんだけど、、、。


音も『たきなの銃』よりも『千束の銃』の方が、重い音をしているように感じた。

音までこだわっているのか、、、。



何かね。
こだわりがスゲーすよ!


銃に詳しくないおじさんでも、製作者のこだわり?マニアックさ?が伝わるぐらいだからさ

たぶん銃に詳しい人からすると、また違う見方があったりもするんだろうけどさ。。。


細けぇのよ。

そんなとこ、一時停止してよく見なきゃ分からんわ!

ってところまでのこだわりっぷり。


その『こだわり』『細かさ』が銃マニアの人たちの心にも火を点けたのではないかと思う。




それと、、、。

『千束』は、「命大事に」をモットーに不殺を貫く主人公だからゴム弾を使ってるんだけど。


それがなんか、『るろ剣の剣心』とか『ガンダムSEEDのキラ』みたいに思ったんだよね。


『リコリコ』の第1話を観て、『千束』が不殺キャラなんだと魅了されて次も観ようって思えた部分もあったのよ。


不殺のキャラって、やっぱカッコいいじゃん!


実力があるからこそ、殺さない的な?


何とも中二心を揺さぶるじゃあないか~(笑)


そういうところもこの作品の良さのひとつだと僕は思っていますね。









④人間関係や心の変化



これは、基本的に『たきな』のことになるんだけれども。。。


第1話の『たきな』
最終話の『たきな』が全然違うのよね。


『千束』と関わる時間が増えることで『たきな』が変化していく。


その過程を見ることができるのも、この作品の良さだと思うのよ。



『千束』『たきな』を変えようとしたのではなく、

『たきな』も自分自身を変えようとした訳でもない。


あの『喫茶リコリコ』での環境が『たきな』の心を変えたのかな?


というか、『千束』の影響なんだろうけどね(笑)




初期の『たきな』は、とにかく

「DAに復帰!」

しか考えてなかったのに、、、。



最終話間近には、もう『千束』のことしか考えちょらんかったからね(笑)

『狂犬たきな』っていうあだ名まで付くぐらいにね(笑)



そんな『たきな』の成長過程と。




『ミカ』がね。よかとですよ~(ToT)


最初は、『千束』のことを道具としか見ていなかった『ミカ』が父となり母となる?がもうね!いいのよ~(ToT)



特に『ミカ』がちょっと『千束』にちょっと早い成人式をしたところとかヤバかった!

おじさんの目にも涙でしたよ~😭



最終話もね。

「できる訳ないだろ。」

って言ってたんだけど、

ミカ』も10年千束と関わることで、『道具』だと思っていたのが『娘』だと思うようになっていって、、、。


その娘(千束)を救うためにツラい選択を決断したのかな?って思うね。。。


ホント『千束』の影響力パネェなおい!(笑)


『たきな』『ミカ』『真島さん』に、、、。

あと、フキ』もか?


『千束』は、相当な〝人たらし゛だな(笑)









⑤声優さんの演技力



声優さんの演技力がスゴい!っていうのは、プロだからなんだろうけど。


何かね、他のアニメみたいな演技をしている感?みたいなのがあまり感じなくて、自然に感じたのよね。


「行くぜ!」

とか

「行くわよ!」

っていう言葉使いってさ。


アニメとかでよく使われてるから、アニメのセリフとしては別に違和感はないけどさ、、、。

リアルで実際の会話でこんな口調の人って見たことないじゃん。

ふざけて使うことはあるかもしれんけどね。



何か、そういう演技としての言葉使いじゃなくて、ホントに会話口調で自然な感じだったのよね。


そこが他のアニメと違うな~って思ったのと、
あとは何と言っても『アドリブ』ですよね!



原作がないから、セリフもある程度自由にアレンジしたり出来るから、アドリブが多いんだけれどさ。。。

いや~、スゴいよね!

特に『ミズキ』役の『小清水姐さん』がね(笑)





小清水姐さん、おもしろ過ぎる!(笑)

しかもアドリブのワードセンスも素晴らしいのよね(笑)

デュクシ!とかも好き~(笑)


しかも、制作の方もアドリブを録った後に絵を差し替えてたりもしてたりね。。。



なんだろう。。。
余裕感?いや、違うな。
懐の深さとでも言うのかな?


絵差し替えるんで、アドリブ全然しちゃってください!


みたいな環境?現場の雰囲気?が声優さんたちの演技の幅を広げて、あんな風に自然体な感じの演技になったのかな?って。。。


久野ちゃんも、録りながらホントに『蒲焼さん太郎』食べてたりね。。。


聞いたことねえよ(笑)



だから、現場の雰囲気もスゴく良い環境だったんじゃないのかな?って勝手に思ってます。(知らんけどw)






そんな感じでね、このアニメ

『リコリス・リコイル』

には、色んな魅力が詰まっていて、こんなに次の話が気になるアニメを観たのは久しぶりだったので、スゴく楽しめましたね。


続編があるのか?ないのか?は分からないけれど、

『笑い』『シリアス』のバランスが取れた最高のアニメだったと個人的には思っておりますので、

まだ観てない方はアマプラだったり、dアニメだったり、Blu-rayを買ったりして、観てみてくださいね~!



スゴいおもしろいから!


おじさんのお墨付きだ(笑)