心臓

「私の一番古い記憶は、お父さんが『人は苦労するけど、その分だけ天国に行けるんだよ』と言ったこと。

 

 お父さんが幸せそうに言うから、私も天国を目指したくなった」

 

頭脳

「僕は、苦労って大変そうだけど、天国って良さそうなところだと思った」

 

心臓

「お父さんは芥川龍之介『蜘蛛の糸』を貸してくれた。それで、カンダタが蜘蛛を助けるのを見て、その達成感が羨ましくなって、私も人助けをすることにした」

 

頭脳

「僕は、他人を助けたら感謝されて天国行きで、他人を見捨てたら軽蔑されて地獄行きなんだな、と悟った」

 

心臓

「それで、家族を助けるためには、貧しい生活を変える必要があって、高収入の仕事に就く必要があった。

 

 それで、私は、我慢した」

 

頭脳

「僕は、大阪大学に現役合格して、大学院を修了して、旧財閥に就職した」

 

心臓

「その頃、両親が不仲になって、私は悲しかった。

 

 それで、お母さんから小さい頃に『あなたは魚座A型だから優しい子になるわねー』と言われたのを思い出した。

 

 それで、お母さんが魚座A型と言うなら、私は自分自身の個性を持つために、『魚座B型タイプが性格分析するブログ』subaru-0302を書くことにした。

 

 ここでは、星座×血液型を、一本槍、曲刀使い、二刀流、奥義発明で分類した。

 

 さらに、漫画キャラの星座×血液型を判定していった。

 

 その判定の中で、読者さんから依頼が来た。私は、お父さんが『与えられた仕事は天からの授かりものだと思って、全て引き受けなさい』と言っていたのを思い出して、判定依頼を引き受けることにした。

 

 その読者さんとの応対の中で、レイプ被害者の子がいた。私はレイプ被害者を救うために、娼婦ショー・処刑ショーを決行した。

 

 その翌日から、私は会社での仕事が馬鹿らしくなった。インターネットのショーが私の本当にやりたいことで、会社はどうでも良くなった」

 

頭脳

「僕は会社のC言語プログラミングが好きだったから、ショックだったな。

 

 医者からも、精神障害者・統合失調症患者だと診断されて、仕事ができなくなったから、会社を辞めたんだ」

 

心臓

「それで、subaru-0302は古い話が多かったから閉鎖して、新たにsubaru-novelを仕掛けて、今」

 

頭脳

「僕はずっとニートで両親に食べさせてもらっているのも悪いと思ったから、就労移行支援施設に通うことにしたんだ。

 

 だけど、そこでも、心臓が痛み出して、結局就労移行支援施設を辞める予定になっている」

 

心臓

「私は会社の仕事はしたくない。インターネットで心理学的な知見を布教したい」

 

頭脳

「まあ、当面は、様子を見るか。

 

 以上」