切嗣
「僕はお父さんから『人は苦労するけど、その分だけ天国に行けるんだよ』と言われて、苦労って大変そうだな、でも天国って良さそうなところだな、それなら目指すか、とお思った。
お母さんから『あなたは魚座A型だから優しい子になるわねー』と言われて、そんなものかと思った」
士郎
「俺は学校でいじめられていた。上級生から持ち物を泥棒されたり、同級生に後ろから殴られたりしていた。
それで怒って、学級会でいじめっ子を吊るし上げて、両親に相談した。
そしたら両親は、『私立中学を受験しない? 勉強する子たちなら、あなたをいじめてこないわよ』と言ってくれた。
それで土日も塾で勉強して、私立中学を受験したら、見事に合格した」
凛
「私は物事の裏側に潜む法則を読み解くのが好きだった。
車のナンバープレートの数字、野菜や動植物の図鑑、給食の献立表の栄養バランスを、読み解いていた。
だから、学校の勉強も謎解きのように楽しめて、テストで100点を取っていた」
桜
「私は食べ物の好き嫌いが多かったです。
でも、学校で三角食べを教わって試したら、見事に食べ物の好き嫌いが無くなりました。
お母さんの作る海老フライやカレーライスが好きでした」
セイバー
「私はゲームボーイやスーパーファミコンにハマっていました。
ポケモンではマルマイン(電気爆弾)、カービィではホイールが好きでした。
その時点で、将来に電気自動車を作るのは運命でした」
イリヤ
「私は芥川龍之介の『蜘蛛の糸』『芋粥』『白』を愛読していた。
人間の善悪を理解して、愛する人・お父さんとお母さんを守ろうと思った。
学校では国語の教科書をよく読んでいた」