87,自殺は神様への冒涜
赤ちゃんの時は世界共通全員澄んだ瞳と愛らしい顔なのに、成長過程の変化によって人間の心に潜む2者のナニモノ?かが悪にも善にも人生を傀儡していく。当たり前のことだが、裏側にいる心の意思によって表の肉体が行動を起こす、
その結果が善なのか悪なのかはその目的に伴う欲求の意思となる「動機」が答えだ。私はどんな境涯の中でも道徳的、倫理的な心を失わないように、もう一人の自分に言い諭すことができる自信と誇りを自身の力で育てるべきだと思う、最後まで絶対に見放すことなく永久に守ってくれる人間は自分しかいないのだ。
何気ない日常のさなかに継母からいきなり背後を襲われグサリと、心臓をえぐるような言葉の刃(やいば)でショックを受けた私の心は、以前より深い自閉症の闇の入口にいた。まるで地獄に落ちて苦しんでいる父がおいで、おいでと手招きしているような夢なのか、幻覚なのか区別がつかないような悪夢をよく見るようになった。以前からこの部屋で可笑しな現象が起こっているのに、父を気にしているせいか数も増え、本当の怪奇現象だ。
しかしあれほどショックで冷え切った私の心を何故かフワ~と温かい祖母のぬくもりが感じられ、徐々に癒されていき父の悪夢からも解放されていった。
きっと私の守り神のように何時も傍にいてくれて、悪いモノを追い払ってくれているのだ、人間は生前善良な者でも自殺の罪で地獄に落ちたら全く違う存在の悪霊と化す。あらゆる文献の共通から自殺者は、この世での法律では裁かれないが、霊界の法律である天理法に基づき、あらゆる罪の中で一番重い罪だ・・・
千人、万人の殺人者より罪が重い最下位の地獄界に落とされる。その上におまけが有り、自殺者のみだけ49日間が過ぎると「火車」でお迎えが来て強制的に
乗せられる、という恐ろしい話だ。それだけ自分を殺すという行為は神様を裏切る行為とみなされ絶対にお赦しは無い!という。逆に「老衰」という天寿を全うした者は神々(こうごう)しいお迎えで一直線に神のお傍に召されるというめでたい評価だ、どれもこれも経験ないが私は真実の話として受け入れている。