鈴木宗男復帰に診る拝米勢力後退の気運
佐藤優氏 鈴木宗男氏 植草一秀氏
小泉政権時、ロシアとの交渉により北方4島のうち2島返還直前までこぎつけたものの、外務省拝米族等の策動により刑事告訴され表舞台から退場していた鈴木宗男氏だが、このたびの新政権において衆院外務委員長に復帰 していたことが明らかとなった。
一方鈴木氏の復帰を喜ばない拝米勢力は、自公を動かし着席したまま全会一致が慣例の常任委員長人事で、鈴木氏については起立採決する と言う陰険な嫌がらせ行ったが、ロシアとの交渉担当時に外務省官僚を怒鳴りつけたこともある鈴木氏からしてみれば蛙の面に小便のようなものだっただろう。
これにより国策捜査で退場したはずの鈴木宗男氏が堂々と第一線に復帰したこととなり、過去鈴木氏のブレーンとして活躍した佐藤優氏 も外交に一定の影響力を持つことが予想される。
佐藤氏と言えば植草一秀氏 と並び新自由主義・拝米外交路線を推進した小泉内閣時にその方針と対立した直後突如刑事告訴され退場した過去があり、またその後言論界で活躍することにより今回の政権交代に少なからぬ寄与をした人物である。天木直人氏 も刑事告訴こそ免れたものの拝米外交に異議を唱えたため放逐され、その後言論界で復帰し今回の政権交代を在野より支援することとなった。
このように無理な力業を使いすぎた拝米勢力がその報いを受けるのは当然であり、己の所業を省みることも無く鈴木氏に陰険な嫌がらせを行った自公拝米勢力はこれにより一層拝米ではない大衆の冷ややかな視線を浴びることとなろう。来る神奈川、静岡参院補選の有権者はこの自公の行動を踏まえた上で投票に行って欲しいものだ。
