小沢幹事長就任に見る民主亀裂の兆候 | すばらしい日々

小沢幹事長就任に見る民主亀裂の兆候

 小沢氏民主党幹事長就任のニュースが駆け巡っている。


 報道によると小沢氏が幹事長就任することにより院政をしくのではないかとの意見が多数を占めているようだが、細川政権における間接税導入の独断専行羽田政権における羽田首相神輿発言等、院政をしくと言うよりむしろ政権担当者をないがしろにする姿勢の目立つ小沢氏だけに今回の幹事長就任は将来の政界再編に対する布石の一つになる可能性が高い。


 小沢氏は今回の選挙で一挙100人に迫る政界最大の派閥を握るに至った。細川、羽田内閣においては暴走し、自自公連立でも


「公明党のせいで自分の政策が通らない」


と袖にしたほど自由奔放な小沢氏がかつてないほどのバックを手にしたことは、多少の経験から来る自重がある可能性があるとは言え、いずれは暴走に至る素地ができたと言っても差し支えないだろう。


 とは言えナベツネプロデュース大連立時における民主党自民党アレルギーから鑑みるに自民党健在の間は民主党の結束は固いとみられ、また津島派首相指名で麻生投票ボイコットを決めたと報道される等自民党の崩壊具合が半端ではないため、まず自民崩壊後、再編の動きに押される形で民主が解体する可能性が高いと思われるが。


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