カヤックで沖まで出ると
そこは一人の世界。
カヤック無しでも
おんなじ事だが
スノーケルで散策してる時より
ずっともっと余計な事考えたりする。
で、休憩してタバコ吸ったりして
歌歌ったりして目的のポイントを
目指してパドリングする。
八月も過ぎると少し海が
表情を変える。

俺はあの絶好のポイントを
誰にも明かしてない。
特大の獲物が居るのも
そうだが、場が荒れるのも
勿論そうだが



危険だからである



そのしもりは波やうねりのない時は
あまり姿を見せない。
うねりが有っても
離れた場所にアンカーリングすれば
カヤックの転覆は無い。
で、チョット潜って移動しようと
バタ足するが、マスクから見える
海底の風景が移動してないことが
有る。これが実は恐ろしい。
しもりの周辺に出来る回り込む
流れだ。一度捕まると
必死にフィンワークしても
容易に抜け出せない。
岸壁近くの寄せ返は
沖~浜~、沖~浜~と
わかりやすい。
一方、しもりの回り込み流は
前に進もうとしてるのに
後ろに持っていかれたりする。
で、パニックになり過呼吸を
引き起こしてハートアタックに
なる可能性が高い。
海況を見極めないと
命を落とす危険性が高いと
常に心掛けたい。

そのポイントは誰にも教えない。