「ダイバーズバイブル」にも紹介されていた沖縄の海に突如としてもたらされる低気圧、ニンガチカジマーイ。二月の風周りの訛りだそうだが、時としてこれに近い急激な天候の変化を丹後半島で体験した事がある。六月のある日、いつものように地元の潜り奴に三味線程度の挨拶を終えて漁に出た。いつものポイントをさらりと周り、浜に戻ろうとしたが、さっきより風と白波が立ち始めた。
まだ浜まで相当距離があったし、人力船にとって向かい風は、負担が大きい。
そのうちさっきまでの天気がどこへやら、鉛色の曇天に見る見る変わっていった。
なんとか磯付近に船を寄せながら からがらで浜に近付く事ができた。
太陽が上ると温かい空気とそれまでの空気が混ざり合い、大気が不安定な 状況になるらしい。梅雨時にもそんな事が起こるとは不覚だった。
まだ浜まで相当距離があったし、人力船にとって向かい風は、負担が大きい。
そのうちさっきまでの天気がどこへやら、鉛色の曇天に見る見る変わっていった。
なんとか磯付近に船を寄せながら からがらで浜に近付く事ができた。
太陽が上ると温かい空気とそれまでの空気が混ざり合い、大気が不安定な 状況になるらしい。梅雨時にもそんな事が起こるとは不覚だった。