「あれ?さっき三宮にいてましたよね?もう帰って来たんですかぁ?」「えっ!?」「ほら先輩、さっき声かけたのに無視して!」「…。」


まただ。俺は、ずっと大阪に居たはずだ。



何年かに一度こんな事が有る。



世の中には自分と同じ奴が三人は居るという。少しうつらうつらした時に遊体離脱したかも知れない。それか、時間軸の狂いか?


一度、会ってみてもいいなぁ。もしかしたら、もう一人の俺を駅かどっかで見た瞬間、驚くと同時に俺と抱擁し、路上でキスをするかも知れない。



その後、高架下の飲み屋で、俺と俺は、おんなじ会話を交わし、お互い譲らず、嫌な奴だった。カウンターのマスターは、怪しい双子にたじろぎ、周囲も双子の口喧嘩とかたずけるが、やや引きで、俺ともう一人の俺は、結局、その場では、あと一人の俺を捜す事で合意した。何杯生ビールおかわりしたか…。同じ位飲んでる。と言うか、きっちり同じ量飲んだようだ。お互いメールを交換したが、同じアドレスだった。なんてことだ。
でも、少しなんか違うとこがあった。なんとなくだが。




お互い混乱は、避けたい。これからは、会わない方がいいと少し思った。もう一人の俺もそう思った筈だ。





駅で別れ、帰宅し、電話してみた。何回かけても話し中だった。電話番号も同じだった。いい加減にしろ!段々ムカついてきた。





アメブロに今日の出来事を書いてみたら、既にもう一人の俺が既にアッブさせてやがった!