発売から一週間が過ぎた。PS4版の初動売上はデスティニーを上回ったそうだ。具体的な数字はまだ出ていない。
世界的な評価は、DLCで本格化する前なので、「浅い」という意見が多いが、今回は同作品のどこがすごいのか、をレビューしたい。まだ購入していない人はぜひ参考にしてほしい。
【代表的モードであるウォーカーアサルト】
20VS20の40人が入り乱れる大規模戦闘だ。反乱軍は迫るAT-AT(下写真の歩行兵器)に対抗するため爆撃機を呼ぶ必要があり、そのためには通信機を常にONにしないといけない。帝国側はそれを防ぐ。この攻防がすべてだ。爆撃機が飛来し、AT-ATのシールドが剥がれたとき反乱軍がAT-ATに一斉攻撃するシーンでは煽るBGMにより共闘感が半端ない。この瞬間はCoDやバトルフィールドを含め、どのゲームの共闘シーンよりも熱いと言える。AT-ATは腹部が弱点になっており、決死の覚悟で懐に飛び込んでいくプレイヤーも多い。
また、ルークなどのヒーローキャラクターもマップに落ちているアイテムを拾うことで誰でも使用できるため、俺TUEEEEができる。AT-ATを攻撃する際に反乱軍兵士が帝国軍兵士に邪魔されないよう陽動もできる。
帝国軍では、AT-ATによる圧倒的火力で反乱軍を吹き飛ばすことが可能。これは爽快感が強烈。
【BGMとSEは過去最高峰】
使用するモニター次第だが、映像は間違いなく歴代ゲーム史上最上位。またBGMやSE(効果音)も映画で使用されているものと同じなのでこれも最上級のクオリティ。スターウォーズファンならこれだけで買う意味がある。年末にテレビを買い換える予定の人は、ぜひこれらを意識してみてはいかがだろうか。個人的に映像ならビエラかなと。音質なら三菱にかなうメーカーはない。
【ロード時間が短い】
PS4でゲームを起動し、モード選択が可能になるまでの時間がかなり短い。15秒くらいだろうか。
【マップを選べる】
プレイするマップを選べる。不人気なマップなどは除外できる。
【ライトユーザーでも遊べる内容】
キルレを気にしないことを前提に考えれば、笑って遊べるモードが多い。死にまくればストレスは確かにたまるだろうが、FPS初心者のうちはキルレを気にする必要がないので、キャラゲーを存分に楽しみながらFPSに慣れていける。ルールをちゃんと把握していれば、敵をキルせずとも貢献できることがいくつもある。これはライト層にはうれしい。
【野良でも楽しめる】
むしろ野良で楽しむゲームかもしれない。パーティを組んでやる戦略的ゲームというより特攻ありき、世界観ありきのゲームなので、自分だけのスターウォーズの世界観に入り込んでプレイするには、ボイスチャット等の会話はないほうが濃厚なプレイができると言える。
【ボイスチャットがない】
他人の余計な声が入ってこないので終始世界観に入り込める。
【課金要素がない】
みな平等。レベルアップでHPが上昇なんてこともない。低レベルでも高レベルでも比較的同じ条件でプレイできる。
【空中戦特化のモードもある】
ファイタースコードロンというモードでは、空中戦のみ遊ぶことが可能。20VS20で戦闘機同士のファイトが楽しめる。
【総評】
グラフィック 100+
BGM・SE 100+
迫力、爽快感 100
マップの出来栄え 95
武器の豊富さ、魅力 80
コンテンツの豊富さ 60
操作性 100
ライトユーザー向き 90
キャラクターカスタマイズ自由度 30
平均90
コンテンツが充分ではなく海外とマッチングしていない様子なので、それらが整えば文句なしに100点。今後に期待だ。