4月並みに気温が上がった東京。今日は洗濯物が乾く!と張り切ってベランダに干します。

 晴れた空を見ながら、スラバヤ到着直後に洗濯に(非常に)苦労したことを思い出しました。

 

洗濯機を前にびっくり

 先に赴任していた夫が一人用から家族用に引っ越した部屋に到着しました。夫も慣れていない部屋。食事は買った物で済ませましたが、次に来たのが洗濯。洗濯機を見せてもらって唖然としました。使い方が分からない。日本の洗濯機は、初めての機種でもある程度は分かるような気がしますが(表示が日本語なので)、使ったことがないドラム式ということもあって予測するにもイメージするにも手強そう。洗濯機には丸いダイヤルと幾つかのボタンが付いている。どうやらダイヤルでコースを選択するよう。ダイヤルに書かれた絵とアルファベットをしばらく見ていましたが、結局分からない。少しも分からない。絵の意味も分からないし(万国共通ではなかった)、アルファベットには意味は無く順番を意味するだけで数字と同じです。

 手がかりがあれば少しずつでも解けそうですが、ちっとも分からない。ギブアップです。

 

説明書と悪戦苦闘

 部屋の仲介業者の人に説明書を求めたらすぐに出てきたので、これとにらめっこです。今考えると、説明書があった事に驚きです。ちゃんとしていた部屋主さんだったのだと思います。そして、この説明書がなかったら、、、と考えるとぞっとします。洗濯物は待ってくれずたまる一方。暑いインドネシアでは、適当に洗った洗濯物は着るに耐えない匂いを発します。

 説明書を開くと、インドネシア語と英語、ドイツ語、アラビア?語などで書かれていますが、日本語は見当たりません。仕方なく(海外に住むというのに)嫌いな英語で読み解きます。文章の他に表があったのが救いで、丸いダイヤルの表示と見比べて何となく分かってきました。

 色々な機能がありましたが、とりあえず普通のコースを探します。しかし、”普通”も幾つかに分かれていて、水道水を使う/温水を使う、白い物/色物ではダイヤルが違うとのこと。こっちで温度の調節や仕分けはするから「これを押せばとりあえず一通り洗える」ボタンを作ってよ!と思いました。

 それでも、洗い→すすぎ(回数指定はまた後日)→脱水のダイヤルがわかり、やっと洗濯を開始しました。

 

まだまだ続く洗濯機との戦い

 始まってしばらく経って「そろそろかな」と思って見に行くと、まだ終わっていない。どこまで進んだか、残りどれ位かも分からない。どうしようもないし、こういうものかと思って、しばらく待ちます。

 また見に行きます。まだ終わっていません。また待ちます。

 また見に行きます。まだ終わっていません。部屋で他のことをする気にならず、洗濯機の前に陣取ります。いまは何をやっているのだろう?たとえ一回目のすすぎだとしても、脱水が終わったら取り出してやろう。洗濯機は外に置いてあるので、暑い中の我慢比べのようになってきました。暑いし、終わらないし、子供達の迎えの時間が近づいてくるし、他のことはできないし。もう!!!と思っていたら、脱水が終わりました。よし!すすぎの水が始まる前に!と思ってフタを開けようとしたらあかない。安全のためにロックがかかっているようです。終了させるには何をすれば? 丸いダイヤルを回すのは違うでしょうし、他のボタンは条件設定で関係なさそうです。どれだ?と思っているうちに「ピー」と鳴って洗濯終了です。何時間かかった?もう忘れてしまいましたが、分単位ではなく時間単位です。こんなに掛かるなんて、先が思いやられます。それでも干さないといけないのでフタに手をかけると開かない。なにこれ!!と半分怒りながら手に力を込めます。開かない。終わったのだから開いてよ!と半分泣きながら引いたら、開きました。どうやら、終わってからフタのロックが外れるまでの時間が(私の感覚より)長かったようです。日本でもせっかちの部類に入る私が、インドネシアでは焦ってもあまり意味がないことを知った出来事です。

 

より良い洗濯を求めて

 どうにか洗濯を一回終えたのですが、夕刻に限りなく近いし、暑いし、ぐったりでした。これが毎日続くなんて!!インドネシア二日目から、憂鬱な気分でした。

 その後、説明書を見ながら出来ることを増やしていきましたが、苦労したのが「脱水だけ」。どうしてもすすぎとセットになってしまう。これはあきらめて、すすぎも含めて使うことにしました。

 時間が(日本より)かかるのも、予定を立てる時に考慮しないといけません。(これは、他のアパートで日本製の洗濯機に変わったら苦労がなくなりました。)

 それから、ちょっと気を緩めるとすぐに匂いがついてしまいます。洗うまでの時間をなるべく短く(まとめ洗いはしない)、洗い終わったら洗濯機から直ぐに出す(直ぐに干せなくてもとりあえず出す)、空気が動くところに干す、などを心がけていました。

 今考えると、洗濯機と干す場所の二つに分けてポイントがあると思います。洗濯機は、もう決まっている場合もありますが、入居の際に新調してもらえるか尋ね、もしOKなら日本製のものを希望するといいと思います。(除く:ドラム式を希望の場合)見慣れた全自動の可能性が高いですし、表示も日本語?かもしれないですし、操作の感覚がイメージしやすいです。新調が無理でも、空き部屋にあるものと交換してくれる場合もあります。干す場所に関しては、住むアパートによって干す場所の条件が違ってくるので、どこに住む?の際には、どこに干せる?も気にした方が良いと思います。すべてが揃うアパートはないでしょうし、人によって優先度が違うので一概には言えませんが。

 

 掃除・洗濯・食事のうち、食事の次に苦労した洗濯。まだまだ苦労の日々を覚えています。