出演 ビートたけし
意味が分からなくて二回観返してしまった。これは『たけしの世界』=『芸能界』で『拳銃』=『芸能界での武器』という解釈で観た。赤い服を着たファンが本物のたけしがどっちかを見極めるバロメーターな気がする。これは芸能界というクソみたいな世界に生きるたけしの物語。芸能界で生きていく為には武器がいる。その為には平気で他人を蹴落として『武器=拳銃』を手に入れる。そして、蹴落とした人間に悪びれもなくその拳銃を使いまくる。むしろその拳銃で持ってた人間を殺す。芸能界で強力な武器を手に入れて名声をほしいままにすると、『一般の世界』=『ラーメン屋』『雀荘』にもその武器=拳銃をふりかざす。あと、どこの世界にも必ずアンチがいる。嫌な事を必ず言っていくる人はいる不思議。それを演じたのが最初にたけしの元恋人を演じてた女性。そして最後には武装した警官がたけしに一斉射撃を食らわす。警官は多分マスコミやライバル芸能人。浜辺のシーンのヤクザはパパラッチと言ったところか?それに必死でたけしは応戦する。ボロボロになりながらも戦う。そこに空気の読めないマネージャー。たけしの心の声として「俺はもうボロボロなんだよ・・・」というまなざし。そして女。たけしが武器を手にれると今までバカにしていた女が手の裏を返したように擦り寄ってくる。その女の男を殺したのは、そもそもたけし自信なのに、、、しかし、最後に警察の機動隊が現れると何事もなかったかのように去っていくあざとさ。これは騙した女への痛烈な批判。そして自分自身もそれを是とする浅ましさ。何とも言えない人間臭さ。これがたけし映画の特徴だと思う。最後にヤクザとヤクザが全員銃を向け合い『どうする』と聞かれた瞬間に、たけしは銃を撃ちまくって相手を殺しまくる。そこには、こんなクソッたれな芸能界だけど俺は戦い続けてやる!!お互いに慣れ合いなんて御免だ!!という覚悟決意が見えた。面白くはない面白くはないけど観てしまう。そんな映画だった。