著 森見登美彦
可能性という言葉を無限定に使ってはいけない。我々という存在を規定するのは、我々がもつ可能性ではなく、我々がもつ不可能である
まだ、若いのだからと言う人もあろう。人間はいくらでも変わることができると。
そんな馬鹿なことがあるものか。
三つ子の魂百までと言うのに、当年とって二十と一つ、やがてこの世に生をうけて四半世紀になんなんとする立派な青年が、いまさら己の人格を変貌させようとむくつけき努力を重ねたところで何となろう。すでにこちこちになって虚空に起立している人格を無理にねじ曲げようとすれば、ぽっきり折れるのが関の山だ。
今ここにある己を引きずって、生涯をまっとうせねばならぬ。その事実に目をつぶってはならぬ。
アニメよりもスマートな構成になっていて読みやすかった。人物の声とか容姿はそのままアニメのを想像しながら読んでた。大学生の自由奔放な何にも縛られない感じのキャンパスライフを羨ましがりながら読んでた。
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